なぜフォトブランディングが必要なの? 〜 はじめてのフォトブランディング

今回はなぜフォトブランディングが必要なのか?という理由をご紹介します。

前回の記事
>>>はじめてのフォトブランディング 〜KOLMEの考えるフォトブランディングとは?

目次

理由1:言葉にしにくいイメージを伝えることができる

フォトブランディングが必要な理由その1は
「言葉にしにくいイメージを伝えることができる」ということです。

アメリカには「1枚の写真は1000の言葉に匹敵する」という
ことわざがあります(日本の「百聞は一見にしかず」と同じ意味です)。
ある物事についてどんなにたくさんの言葉を並べて説明するよりも、
写真を1枚見せるほうが速く確実に情報を伝えることができますよね。

例えばお友達に新しくできたカフェの雰囲気を説明するとき、
アレコレ説明するよりもスマホで撮った店内やフードの写真を見せることの方が多いはず。
それだけ写真はたくさんの情報を伝えることができるツールなのです。

お教室を運営されている方であれば
「こんなレッスン風景にしたいな」というイメージが浮かぶことがありますよね。
でもこのイメージをを言葉で表現しようとすると、うまい言葉が見つからない……そういうケースは多いはず。
しかし、写真を使えばイメージの細かいところまで、鮮明に表現することができます。

理由2:自分のサービス、商品を事前に知ってから購入してもらうことができる

フォトブランディングが必要な理由その2は
「自分の商品やサービスを購入前に知ってもらうことができる」ということです。

例えばあなたはネットで商品を買うとき、何を基準に選んでいますか?
いつも使っている商品であれば特に何も気にしないと思いますが、
これまで使ったことがない商品であれば商品の説明や写真を見ますよね。
もっと詳しく知りたいのであればレビューもよく読んで購入を検討するでしょう。

この商品を作ったのはどんな人だろう?
この商品はどんな思いで作ったのかな?
これを買うと自分はどんな風になれるの?

こういう情報をきちんと把握し納得した上で買った商品であれば、自然と愛着が湧きますよね。

実はこれはお教室も同じこと。
生徒さんはカッコよく撮られた先生のプロフィール写真からだけでは分からない、先生の人柄やお教室に込めた想い、お教室の雰囲気、このお教室で学んだら自分はどんな風になれるのか?……といった情報を知りたいのです。

これらの情報が事前にわかっていれば、本当にその教室に行きたいという人が来てくれます。

そしてその情報を伝えるために写真は強力なツールとなり得ます。

結果、教える側・教わる側の両方がお互いをわかっているので、
学習満足度が上がり、長く愛されるお教室になるのです。

理由3:他社との差別化を図ることができる

フォトブランディングが必要な理由その3は
「他社との差別化を図ることができる」ということです。

前回の記事でも書きましたが、
誰でも簡単に情報発信ができるようになった今、
個人でお教室を開く人も増えてきました。
つまりよほど独自性の高いサービスでない限り、
常に競合他社がたくさんいる状態なのです。

多くの競合の中からお客様に自分のサービスを選んでいただくためには、他社との差別化が必須です。
差別化というと値下げによる価格競争のイメージが強いですが、
価格競争は消耗戦となってしまい徐々に継続が困難となってしまいます。
したがって違う角度から差別化をする必要があります。

そこで活用したいのが「一貫したブランドコンセプトのイメージ」。
お教室の持つ雰囲気や世界観のイメージに一貫性を持たせることです。
同じお花のお教室でも「お花やレッスンの雰囲気が伝わる写真だけを多く載せているホームページ」と「お花の写真に混じってカフェや旅行の写真も多い、先生の日記のようなホームページ」ではどちらの方が真摯にお花に取り組んでいると思えますか?
もちろん前者ですよね。

このように一貫したブランドコンセプトのイメージできる写真を載せることで、価格競争に陥ることなく自分のお教室の個性を際立たせることができます。

「一貫したブランドコンセプトのイメージできる写真」には、フォトスタジオのような設備の整った環境も、高級カメラで撮った高画質の写真も必要はありません。
「あなたのイメージするブランドコンセプト」という一本の軸がしっかり通った写真であれば、例えスマホの写真でも構わないのです。

あなたのお教室が他のお教室と違うのは、先生があなただということ。
では、そのあなたは一体どんな人なのか?どんなコンセプトでお教室を開くのか?
これらをはっきりさせて、写真で表現するのがフォトブランディングなのです。

まとめ

いかがでしたか?
なぜフォトブランディングが必要なのかおわかりいただけましたでしょうか?
お教室の規模が小さくても、場所が都心から離れていても、開講日が限られれていても、
選ばれるお教室にはちゃんと生徒さんは通ってくれます。
フォトブランディングを意識して、選ばれるお教室づくりの第一歩をスタートしましょう。


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この記事を書いた人

KOLME妹。東京都出身。webデザイナー兼プログラマー発、アパレル経由、KOLMEの裏方兼フォトグラファー(何でも屋)。感覚と論理の世界を行き来する末っ子は、新しいもの好きのマイペース人間。好きな場所は、本屋・ホームセンター・日暮里繊維街

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