毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

自分の花の教室を知ってもらうためにインスタグラムのアカウントを開設した。
毎日投稿が必須だというアドバイスを聞き、ストーリーやリールを頑張って更新している。

だけど、「いいね」は少ないし、フォロワーも横ばい。
お申し込みも沢山あると想像していたのに…。
こんなに反応がない中で、インスタを頑張るのは正直辛い…。

成果が見えない中で更新を続けるのは心が折れますよね。
このような状況になる原因は、インスタグラムの投稿の方向性が少しずれているからかもしれません。

そこで今回は、
教室の認知アップでインスタグラムを運営しているけれど、期待する反応を得られない花の教室の先生へ、
・陥りやすい投稿3パターン
・そのような投稿をしてしまう原因
・そのような投稿を避けるための改善策
・KOLMEの事例

を紹介します。

現在、行き詰まりを感じているインスタグラムの投稿が少しでも楽になれたら嬉しいです。

目次

反応がいまいちな人が投稿しがちな写真3パターン

いまいち反応がなくて…とお悩みの先生方の投稿を見ると、高確率で見かけるのが以下の3種類の投稿です。

1:自撮り

画面の3分の2以上を埋めつくす先生の顔写真。
教室で撮られたのであれば「こんな空間でレッスンを開いているんだな」と教室の雰囲気を察することも出来るのですが…。

リゾートホテルのプールサイドや新幹線の車内、きらびやかなドレッサーの鏡越しまで投稿されても、見る側はどうにも困ってしまいますよね。

花の教室のアカウントですから、アレンジメントやブーケ、花材が主役。
先生はいわば黒子の存在ですから、黒子が主役を差し置いてしまったら本末転倒ですよね。

もちろん「先生の顔」を覚えてもらうことは新たに出会う人と信用関係を築く上で大切です。
しかし、単に自撮り写真を投稿しても、「またあの顔の人が画面に出てきた」とスルーされて終わってしまいます。

ペットも同様です。
ペットと一緒にフラワーアレンジメントを作る教室であれば、ペットの写真も意味があるかもしれません、一般的に花や教室について知りたい人はペットの情報を求めていませんよね。

2:食べ物


ゴージャスなランチ、見栄えのするアフタヌーンティー、話題のスイーツなど、その先生の食への感度の高さは理解できるのです。

ですが、そもそもお花の教室の先生…でしたよね?

インスタグラムの投稿一覧が食べもの記録ばかりだと、いったい何屋さんだか、読み手は混乱してしまいます。
本来であれば、フラワーアレンジメントや、花、グリーンに興味のある人に見てほしいのに…。
食べること、美味しいものが大好きであれば、レッスンに生徒さんがいらしたときの話題に取り上げたら、会話が盛り上がるかもしれません。

3:セミナー風景


セミナー会場のホワイトボードの写真とともに、「私は今、〇〇セミナーを受けに来ています!」というキャプションがつけられている投稿ですね。
この手の投稿を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

質の高いレッスンを提供するために勉強し続ける先生の姿勢を発信することは、生徒さんにとっても前向きな刺激になりますよね。

しかし、先生がセミナーを受けている風景よりも、「セミナーで学んだことを実践した結果、こうなった。だからこれはこういうことだよ。」という先生の体験をアウトプットするほうが、生徒さんの学びになるのではないでしょうか。

以上、3つのあるある投稿でした。
これらの間にには、私生活の1シーンという共通点があります。

教室以外の先生の顔を見てもらい、生徒さんに身近に感じてもらうということはファンづくりで重要ですが、私生活ばかり見せてしまうと、本来認知してもらうべき教室の存在が薄れてしまいますよね。

やりがち投稿になる原因

このような、私生活ばかりの投稿になってしまうのはなぜでしょうか?
3つの原因が考えられます。

原因1:インスタグラムを運用する目的があいまい

毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

インスタグラムを運用する目的があいまいだと、運用のお手本をフォロワー数が多く話題性のある芸能人や海外セレブのアカウントに設定しがちです。

彼らはその存在自体に社会的な影響力があるため、私生活も価値ある情報と一般的に認識されます。

しかし、花の教室の先生は、芸能活動をしているわけではありませんよね。
ですから、芸能人を真似て私生活を投稿しても、ただの人のただの投稿で終わってしまうのです。

原因2:発信のベクトルが正反対

毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

アカウントを見る人が知りたいことと、自分が発信したいこと。
この発信のベクトルが正反対を向いている点も、やりがち投稿の原因です。

たとえば、プロフィールに「フラワーアレンジメント教室の先生」と自己紹介を載せている場合、その人のアカウントを見る人はフラワー・アレンジメントに関する情報を期待しますよね。

ところが投稿一覧には花よりも、先生が私生活を楽しんでいる様子ばかりだと、アカウントを見る人は自己紹介と投稿のギャップに混乱してしまうのです。

原因3:更新頻度の誤解

毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

最新の投稿から画面の先頭に表示されるインスタグラムは、人の注目を得るには頻繁に投稿する必要があります。
しかし、頻度に気を取られるとアカウントの目的が薄れ、自分本位の投稿になってしまいます。

せっかく投稿しても、見る人には価値を感じてもらえず、リアクションももらいにくい。
そのような中でも、投稿を続けなくてはなない。
見る人にとっても、投稿する本人にとっても逆効果ですよね。

毎日投稿は認知度アップにもちろん有効ですが、投稿の内容にも意識を向けることで質の高いアカウントに成長できるのです。

そんな投稿をしないためのポイント

やりがちな投稿を避けて、インスタグラムを効果的に運用するにはどのようにしたらいいでしょうか?
ポイントはたった一つ、「何のためにインスタグラムを使うのか?」という質問を投げかけて、運用の目的を明確にすることです。
以下のざっくりとした質問を自分に投げかけてみてください。
運用の目的を掘り下げやすくなりますよ。

質問1:何のためにインスタグラムを使うのか
答えの例:
未来の生徒さんに教室を認知してもらうため

質問2:そのために、どのような情報をインスタグラムで発信するのか。
答えの例:
フラワーアレンジメントの方法
花の扱い方
レッスンを通して生徒さんが得られる「イイこと」
先生が教室を運営する理由、想い

この答えに基づいた内容を発信すると、インスタグラムだけでなく、ホームページやブログ、メルマガといった媒体間のズレがなくなり、一貫性が生まれます。

KOLMEの事例

毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

私のインスタグラム運用開始初期は、「KOLMEはフラワースクールである」という自覚が弱かっため、上にあげた自撮りや食べものの写真をインスタグラムに投稿していました。
当たり前ですが、思ったような反応を得ることもありませんでした。

改善のヒントを探している時に見つけたブランディングについての書籍から、「KOLMEは何をやっている場所なのか分からない」情報を垂れ流していることに気づきまして…。

それからアカウントの目的を考え直し、なんとなくの投稿をやめたところ、インスタグラムで教室を知った生徒さんがレッスンを受けてくれるようになりました。

インスタグラムを使いはじめてから7年経った今でも、自分本位の発信に傾きそうな時があるんですよね…。
そのたびに、そもそも何のために運用しているのか?という目的に立ち返っています。

目的を持ってインスタグラムを使い、未来の生徒さんにあなたの花の教室を知ってもらおう

毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

インスタグラムの投稿はもちろん、リールやストーリー、ライブといった機能を使いこなせることは、教室の認知活動には有利に働くと思います。

しかし、投稿内容が教室の目的から外れていては、「毎日投稿が必須」というアドバイスを生かせないまま、単なる苦行で終わってしまいますよね。
インスタグラムは新たな人とつながれる素晴らしいツールですから、目的をしっかり踏まえて使いましょう。

今、インスタグラムの運用がしんどいと感じているお花の先生が気軽に投稿できて、未来の生徒さんと繋がれますように。
毎日投稿しているのに反応がないのはなぜ? 花の教室集客インスタグラムNG投稿3パターン

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この記事を書いた人

KOLME妹。東京都出身。webデザイナー兼プログラマー発、アパレル経由、KOLMEの裏方兼フォトグラファー(何でも屋)。感覚と論理の世界を行き来する末っ子は、新しいもの好きのマイペース人間。好きな場所は、本屋・ホームセンター・日暮里繊維街

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