スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

フラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 KOLME(コルメ)パリスタイルフラワーアレンジメント レギュラーコースレッスン レッスン風景 12月

風にそよぐ草花のように、動きのあるスタイルが最大の魅力のパリスタイルフラワーアレンジメント。
その魅力が一番わかりやすく表現されたアレンジメントが「ブーケ」です。
色もかたちも異なる花材を美しく束ね基礎となるテクニック「スパイラル」についてご紹介します。

目次

スパイラルとは

ブーケを束ねるときに茎を「らせん状」に重ねる技法のことです。
パリスタイルに限らず、フラワーアレンジメントでは「スパイラル」「スパイラルテクニック」と呼びます。

スパイラルの役割

スパイラルにはブーケの「かたちを保つ」「ふんわりと仕上げる」役割があります。

かたちを保つ

フラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 KOLME(コルメ)ディプロマコースレッスン レポート 2019年10月

茎の向きが揃い、結びつきが強くなります。
結び目が固定されるので、かたちが崩れにくくなります。

ふんわりと仕上げる

フラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 KOLME(コルメ)ディプロマコースレッスン レポート 2019年10月

らせんの中心を軸にして、花に角度をつけて束ねられるようになります。
立体感が生まれ、ふんわりボリュームのあるブーケに仕上がります。

スパイラルの方法

束ねはじめ

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

利き手ではないほうの手で、始めの一本を握ります。
1〜3本目までは、茎をまっすぐ揃えて束ねます。

6本目くらいから、茎を斜めに入れます。
右利きの人は左上がり、左利きの人は右上がりになるように。

花材を足す

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

6本目以降は束を回転させて、全体の姿を確認します。
右利きの人は右回り、左利きの人は左周りです。
束に肉付けするように、花材を足します。

1.花材を入れる位置を決める。
2.親指と人差し指を開く。残り3本の指は茎を持ったまま。
3.花材を1本加える。
4.親指と人差し指を閉じる。残り3本の指をにぎり直す。
5.全体の姿を見る。

1〜5を繰り返します。

束ねおわり

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

丈の短い花材で茎の外側を隠すように束ねます。
すべての花材を束ね終わったら、結束します。

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~
手の位置にラフィア(または麻ひも)を3〜4回巻きつけて結びます。
蝶結び、片蝶結び、固結び、お好きな結び方でどうぞ。

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

スパイラルのコツ

ネトワイエはしっかりと

フラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 KOLME(コルメ)ディプロマコースレッスン 2019年9月

束ね始めたらブーケから手を離せなくなります。
下葉を取る、下の方の枝は切り落とすなど、ネトワイエ(下処理)を済ませておきましょう。

高い花から低い花へ

フラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 KOLME(コルメ)ディプロマレッスン レポート

丈の長い花材でブーケの軸をつくります。
短い枝は終盤、茎を隠すときに使います。
背の高いものから低いものへと順番に束ねましょう。

結束は輪ゴムではなく、ひもがオススメ

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

伸縮性のある輪ゴムはブーケの軸が密着します。
花を痛めないためにも、ラフィアや麻ひもがおすすめです。

スパイラルは練習あるのみ!

ここまで説明してナンなんですが、スパイラルは実際に束ねてみないことにはなんとも…なんですよね。
手の形や大きさ、力加減は人によって異なりますし。
何度も何度も繰り返して、ある日突然コツが掴めます。
諦めないでコツコツと練習してみてくださいね。

きれいなスパイラルを作るにはネトワイエ(花材の下処理)も忘れずに〜。

ナチュラルでありながら、洗練されたデザインが最大の魅力のパリスタイルアレンジメント。この魅力を生み出すには、作品を作る前の下処理が欠かせません。そこで、パリスタイルフラワーアレンジメントに欠かせない下処理「ネトワイエ」の役割や方法など、基本的なポイントをご紹介します。ネトワイエとはネトワイエ(nettoyer)とはフランス語で「掃除する」の意味です。パリスタイルフラワーアレンジメントでは、アレンジメントを作る前の花材(花やグリーン、枝などの材料)の下処理のことを指します。「え!ブーケって買ってきた花...

ボリュームの多いパリスタイルブーケの花器選びについて、ちょっとしたコツです。

一輪挿しは気軽に選べるのに、ブーケを入れるための大ぶりの花器となると、どんなものを選べばいいのか分からない。一般的なブーケと比べて一回り以上大きいパリスタイルのブーケは、手持ちの花器には収まらない。そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?せっかくのブーケですから、しっくりくる花器に入れてお部屋に飾ってみたいですよね。そこで、パリスタイルビギナーの方にKOLMEでオススメしている花器の選び方を紹介します。サイズで選ぶ花器はブーケの高さを基準にすると選びやすくなります。比率はおおまかに、ブ...


まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。

お手本通りに作らなくてもいい。だから自分らしさを見つけられる。「一度きりの人生だから自分らしく生きたい!」そう思う人は多いですよね。でも、自分らしく生きるって意外と難しいもの。そもそも「自分らしさ」って何でしょう?KOLMEでは自分らしさを「自分のスタイルを持っている人」と定義しています。そして自分なりの美しさや心地よさ、善さを判断する美意識を持ったパリの人を、そのお手本としています。「自分のスタイル」がないと、世間の常識に縛られてしまいがちです。ではどうすれば「自分のスタイル」を見つけることがで...

プレディプロマコースレッスン、ディプロマコースレッスンを検討されている方へ、無料説明会を開催しています。お気軽にお問い合わせください。

花の仕事を始めようと、ひとりでがんばってきたあなたへ。ずっと好きだった花。「いつかは花で仕事をしてみたい」と、ずっと思ってた。その「いつか」のために、本を読んだり動画を見たり、資格を取ったり自分なりに勉強してきた。だけど、知識ばかりが増えてしまい、何をどうしたらいいのかわからなくなってしまった。そうこうしている間に、一年経ち、二年経ち…。代わり映えのしない日々が続いている。でもふとした時、頭に浮かんでくるのはやっぱり「いつか」のこと。わたしにはどれだけ花のスキルがあるのかわからない。仕事にする...

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

東京都世田谷区にあるパリスタイルフラワースクール、KOLME(コルメ)です。遊び心と知性にあふれ、「好き」を軸に新しい世界に足を踏み入れようとする女性達に向けたフラワーレッスンや、花仕事を始めるお手伝いををしています。
インスピレーションを得られる場所、新しい価値観に触れられる場所、自分の好きな自分になれる場所、になれたらと心より願っています。

目次