KOLMEのオンラインレッスンでは、「花材が届いたら各自で水揚げをしてください。」とお願いしています。
しかし、花や草や枝が混ざった花材を全て同じ方法で水あげしたらいいのかわからなくなりますよね。
そこで今回は花材の種類ごとの水あげ方法をご案内。
あっけないほど単純&簡単ですので、いままで手をかけすぎていたかも…!?と思われるかもしれません。
水あげの方法
包装をばらします
花材を包んだ包装紙と茎の先端のビニールを取り除きます。
コスモス
茎の先端1〜1.5cmのところを切り落とします。
ハサミの角度は斜めでもまっすぐでも、お好きな方でどうぞ。
背の高い花瓶を用意します。
8~9割のところまで水を入れ、茎を切り落としたコスモスを入れます。
背の高い花瓶がなかったら、バケツでも構いません。
一番のポイントは“たっぷりの水に浸す”ですので、お手持ちの容器いっぱいに水を張ってくださいね。
フウセントウワタ
フウセントウワタは茎の頂点が丸い実になるようにしたいので、実よりも上に伸びる茎を切り落とします。
斜めにハサミを入れます。
茎の断面から白い樹液が出ますので…、
すぐにティッシュペーパーや布巾で押さえてくださいね。
お洋服につかないようご注意くださいね。(洗濯で落とすのがやっかいです)
フウセントウワタは乾燥に強いので、そのまま置いておいて大丈夫です。
ユキヤナギ
ユキヤナギの茎は手で折ります。
まっすぐ綺麗に折らなくて大丈夫です。
コスモスと同様に花瓶8分目の水に浸けます。
グリーンスケール、パープルファウンテングラス、スモークグラス
この3つのグリーン花材は下の方の葉っぱをハサミで切り落とします。
グリーンスケールは葉っぱを全部取ります。
すっきり。
パープルファウンテングラスも。
スモークグラスは下の葉を1〜2枚取りましょう。
グリーン達も水に浸けなくてOKです。
グリーンの種類やブーケの仕上がりイメージによって、葉を全部取り除くものもあれば、残すものもあり…。
困ったらレッスンでKazukoに聞いてくださいね。
水切りや深水は要らないの?
KOLMEでは、市場で状態の良い花材を仕入れたらすぐに水切りや深水、湯あげをしています。
花材の水分がなくならないよう保水を施して発送しているため、届いた後の水あげは簡単に済ませて大丈夫なんですよ。
あまり神経質にならずに、「てきとう〜♪」と鼻歌を口ずさむくらいのおおらかさで、長旅を終えたばかりの花材を労ってあげましょう。
レッスンで束ねるブーケにちょうどよい花器の選び方はこちら
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