自宅フラワー教室 「頑張ってるのに報われない、生徒ゼロ人」の原因

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 KOLME(コルメ)ディプロマコースレッスン レポート 2019年11月

前回の記事にあったとおり、KOLMEでフラワーレッスンを始めたころ、定期的に通ってくれる生徒さんはゼロ人でした。
数ヶ月に1回、友人が単発レッスンを受けてくれたらラッキーという状態でしたね。

サイトやSNSをこまめに発信しても、ゼロはイチにならず。
レッスン空間を広げたら生徒さんが増えるだろうと改装したものの、ゼロ人は続くよどこまでも…。
さすがに「どうにかしなければ潰れる!」と悟りましたよ。

ものごとには原因と結果があるとおり、生徒さんが集まらない現状を引き起こす「原因」があるにちがいない。

そこで原因を考えたところ、この2つが欠けていることがわかりました。
1.SNSの活用
2.売れる仕組みづくり

今日はこの2つの原因にフォーカスを当ててお届けします。

目次

1.SNSの活用

当時はウェブサイトの他に、アメブロ、インスタグラム、フェイスブックページを使っていました。
更新頻度は最低でも週に2〜3回。
多いときは週5の更新でした。

しかし、ほとんどの内容がランチや外出の「楽しい〜!カワイイ〜!」という感想。
フラワーレッスンの内容やスケジュールには触れられていませんでした。

・私はフラワー教室を開いている先生ですよ。
・このようなテイストのフラワーアレンジメントを教えています。
・このような内容、流れでレッスンを進めています。
・教室の場所はここです。
・レッスン日はいつです。
・お申し込みはこのようにします。
etc…

こまめに発信したところで、花のレッスンを探している生徒さんが知りたい情報がなかったら、どうでしょう?
「よくわからない人のどうでもいい日記」ですよね。

当然、知らない人の日記なんて誰も興味を持ちませんから、知り合い以外の目にとどまることはありませんよね。

つまり、「単に内輪で盛り上がっているだけ」の状態で満足していたのです。
これが第一の失敗。

売れる仕組みづくり

レッスンを始める前も、始めたあとも、こんなふうに思っていました。

「教室を開けば自動的に生徒さんが集まる。
だから、教室を開いちゃえ。
生徒さんはサイトかSNSの発信を見て申し込むだろうから、発信しとけばオッケー。」

なわけあるかーい!

サイトにもSNSにもレッスンに触れられていない。
サイトはデザインが凝っているだけ。
SNSの写真は画質がいいだけ。

そんな、外見を整えただけの教室に、真面目に花を習いたい生徒さんは申し込むでしょうか?
当然いる訳ありません。
もしいるとしたら、親しい友人かよほどのチャレンジャーでしょう。

どんなビジネスでも、お客様が支払ったお金の対価として、製品やサービスを提供するもの。
お客様はお金を支払う以上、提供される製品やサービスがどのようなものなのかをきちんと知る権利があります。

しかし、当時のKOLMEではレッスンを受けることで、生徒さんはどのようなベネフィット(貢献)を受けることができるのかを明確にしていませんでした。

これが第二の失敗です。

原因がわかれば変われる

過去の失敗をきっかけに「SNSの活用」と「売れる仕組みづくり」に気づけたことはKOLMEのターニングポイントだったといえます。
その後、一つずつ対策をとることで、少しずつレッスンのお申込みが入るようになりました。

具体的にどのような対策をとってきたのか、結果としてどんな効果があったのかについては、これからの記事で紹介します。

集客に悩んでいる方のヒントになるように、できるだけ詳しくお伝えしますね。
お楽しみに〜!

フラワー教室生徒ゼロ人をイチにしたい!KOLMEの作戦はつづきます…

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この記事を書いた人

KOLME妹。東京都出身。webデザイナー兼プログラマー発、アパレル経由、KOLMEの裏方兼フォトグラファー(何でも屋)。感覚と論理の世界を行き来する末っ子は、新しいもの好きのマイペース人間。好きな場所は、本屋・ホームセンター・日暮里繊維街

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