花の資格がないと、フラワー教室を開くのは難しいですか?

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)花の資格がないと、フラワー教室を開くのは難しいですか?

これからフラワー教室を開いてみたいな…。
と少しでも思ったことのある方、「フラワー教室を開くなら、花の資格を取ったほうがよいのかしら?」と、頭をよぎったことありませんか?

私たちKOLMEも同じように迷った時期がありました。
しかし結局、花の資格を取ることなく教室を開いています。

ですから「資格はいりません」!と、単純に切り捨てられるかというと、それは違うなあと。
取ったほうが安心するなら取ったほうがいいですし、そうでもないなら取らなくてもいいですし…。

ということで、簡単に割り切れない「花の資格」について、私たちの経験談も踏まえつつ考えてみたいと思います。
花の資格を取るか、取らないかでモヤモヤしている方の参考になれたら嬉しいです。

目次

そもそも花の資格ってなんのためにあるんだろ?

フラワー教室の開業に花の資格は必要ありませんが、それでも花の資格を取得する人は少なくありません。
ではそもそも何のために花の資格は存在するのでしょうか?
大きく3つの理由に分けられます。

理由1 専門知識と技術を持った人だというお墨付きをもらうため

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

1つ目の理由は、花屋さんやフラワー教室が人を雇うときの採用の目安にしていることです。
資格を持っているということは、相応の知識と技術を持っている証明になりますから、お店側・教室側も安心して雇うことができます。

理由2認定校になるため

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)田原町のカフェ×花屋「from afar(フロム アファー)」で固めプリンタイムしてきました

2つ目の理由は、資格を発行している協会のノウハウを使ってレッスンを行えることです。
認定校とは、協会が定めた基準を満たしていると認定を受けた教室です。
要するに「この人はフラワー教室を開くに値する知識と技術を持ってますよ」という協会のお墨付きであると同時に、教室側も協会の知名度やノウハウを活用することができます。

理由3さらに高いレベルの技術や知識を勉強するため

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)スパイラルとは? ~はじめてのパリスタイルフラワーアレンジメント~

3つ目の理由は、さらなる高みを目指す人向けの特別な講座や研修に参加するために資格を取得することです。
わかりやすく言うと、大学院と四年生大学の関係のイメージです。
大学院で研究を深めるためには、四年生大学の卒業資格が必要になりますよね。
花の資格(四年生大学卒業資格)を持っていることで、その資格を発行する協会が実施する特別な講座や研修(大学院の研究)を受けられることもあります。

最近では、資格を発行していないスクールにも、理由2の認定校制度や理由3の特別な講座の受講があったりします。
「資格を取ってナンボ」な考え方は、年々薄まっているような気がしています。

事例:資格がなくて教室を開いたKOLMEの場合

KOLMEを開業するにあたって、特に花の資格を取得することはありませんでした。
その理由と、資格なしで開業してみた結果を説明します。

資格を取らなかったのはなぜ?

資格を取らなかった理由としては、まず取得する必要性がなかったことが挙げられます。
もともとKazukoが花を学んだディプロマコースでは修了証は発行されたものの、資格取得の講座そのものがありませんでした。

また、資格取得に必要な時間と費用を、自分の作品作りに充てたかったことや、資格取得に必要な課題と自分の作りたいテイストが合っていなかったことも、資格を取らなかった理由の一つです。

資格を取るための勉強はせずに、どうやって勉強していたか?といいますと、日本やパリで花のレッスンを受けていました。
ロンドンに住むフローリストの友人と出会い、現地の市場に同行させて貰ったり、バレンタイン時期の花の販売を手伝ったことも。
レッスンで学んだことが、現場経験のチャンスにつながり、そののつど全身で覚えてきたという感じです。

ディプロマ取得後は、市場で花材の仕入れや作品制作を続けながらスキルを磨きました。
徹底的に作品作りや勉強に取り組むことで、自分の知識や技術に自信を持つことができたと言えます。

もし、そこそこの勉強しかせずに教室を開いて、集客ができなかったら、それは「自分の花のスキルが低いせいだ」と思い込んでしまっていたかもしれません。

資格なしで教室を開いてみて、どうだった?

ブーケを束ねるフローリスト

資格なしで教室を開きましたが、まったく問題はありませんでした。
実際にレッスンを行ってみて、そこでさらに必要なスキルに気づくことができたので、そこを集中的に補うことで効率よくスキルアップができたと思います。

また、フラワー教室は花の専門知識だけでは運営できないということもわかりました。
ビジネスは集客が重要ですから、マーケティングやWeb制作、SNS運用といった知識も必要だったんですね。
これも実際に行動を起こしてみて気づいたことです。

とは言え、最優先なのは生徒さんが満足できるレッスンをご提供することです。
ハイレベルな内容を求める生徒さんには高い技術と知識をお伝えし、初心者さんだったら楽しく作れるレッスンを心がける。
教える側が求める完成度ばかり追求するのではなく、生徒さんが満足するレベルとのギャップを意識し、バランスを取る。

こういったことを意識することが重要ですし、これは資格がなくてもできることです。

花の資格ありきで教室開業を考えなくてもイイ

パリスタイルフラワー教室開業 ビジネスの仕組み作りとweb集客で売れるスクールへ 東京 世田谷 羽根木 KOLME(コルメ)レギュラーコースレッスン2020年10月

花の資格はなくても教室を開くことはできますが、やはり花屋さんと同等の知識や技術は求められます。

スキルは独学でも身につけることができますが、独学は自分の持っている知識や技術がどれくらいのレベルなのかを判断しづらいため、開業のタイミングを逃す可能性が高いのがデメリットです。

そこでスクールに通うという選択肢が、開業への最短距離であり、時間とコストの節約にもなります。
先生が長年かけて遠回りしながら習得した知識と経験を、遠回りすることなく学ぶことができるのがスクールのメリットです。

もちろん、体系立てられたカリキュラムや、第三者による客観的なフィードバックなど、得られるものは非常に多いと言えます。

さらにスクールだけでなく、ブーケやアレンジメント作りの手順を教えられるように自主練習も必要です。

スクールに通いつつ、自主練習でスキルを高める。
せっかく「好き」と思える花と出会えたのですから、情熱と努力で可能性を開いていきましょう。

自信を持って花を教えられるようになりたい。
自分でフラワー教室を開いてみたい。

コルメのディプロマコース、パリスタイルをベースにした花の知識と技術を基礎から学べるレッスンです。

「教室を開く前にマーケティングやWEB集客を勉強しておけばよかった…」と激しく後悔した経験から、マーケティングやWEBの基本もコースカリキュラムに含めました。

無料説明会では、あなたののお悩みや理想を伺いながら、教室開業に向けたプランをご提案しています。
次の一歩を踏み出すきっかけに、ぜひご参加ください。

花の仕事を始めようと、ひとりでがんばってきたあなたへ。ずっと好きだった花。「いつかは花で仕事をしてみたい」と、ずっと思ってた。その「いつか」のために、本を読んだり動画を見たり、資格を取ったり自分なりに勉強してきた。だけど、知識ばかりが増えてしまい、何をどうしたらいいのかわからなくなってしまった。そうこうしている間に、一年経ち、二年経ち…。代わり映えのしない日々が続いている。でもふとした時、頭に浮かんでくるのはやっぱり「いつか」のこと。わたしにはどれだけ花のスキルがあるのかわからない。仕事にする...
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この記事を書いた人

KOLME妹。東京都出身。webデザイナー兼プログラマー発、アパレル経由、KOLMEの裏方兼フォトグラファー(何でも屋)。感覚と論理の世界を行き来する末っ子は、新しいもの好きのマイペース人間。好きな場所は、本屋・ホームセンター・日暮里繊維街

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