7月のプルミエクラスでは、夏の花材を使った基本のブーケロンを束ねました。
プルミエクラスは、ブーケの基礎技術を身につけることを目的としたクラスです。
毎月テーマを設けているわけではありませんが、スタイルクラスで大切にしている世界観を皆さんにも共有し、その空気を感じながら束ねています。
今月は、スタイルクラスのテーマの「真夏のリトリート」というイメージを、プルミエクラスでもほんの少し取り入れてみました。
スタイルクラスでは南国リゾートをイメージしましたが、こちらプルミエクラスでは、森の中で花を摘み、そのまま手の中で束ねるような、肩の力の抜けた心地よさを思い描きながら、基本のブーケロンに取り組みました。

今回のブーケロンは、輪郭をきっちりと丸く仕上げなくてもオッケー。
アウトラインは曖昧でも大丈夫。
その代わりに意識したのは、メイン・サブ・グリーン、それぞれの役割と、高低差のつくり方です。

どの花を主役にするのか。
その花を引き立てるためには、どこにサブの花を配置するのか。
グリーンはどんな役割を担うのか。
花一本一本の役割を考えながら束ねていくことで、自然な立体感が生まれていきます。

たとえば、クルクマやモカラは、それぞれ花の向きやラインに個性があります。
「形を揃える」のではなく、その個性をどう活かすか。
そんな視点も、今回のレッスンで大切にしたポイントのひとつでした。
プルミエクラスでは、指の使い方や花を入れる角度、ブーケを支える位置など、基本となる技術も繰り返し確認しています。

一つひとつは小さな積み重ねですが、この基本があるからこそ、スタイルクラスで自由に表現するときにも、自分のイメージを花で形にできるようになります。
基本を大切にしながらも、作る人の感性が自然と表れた7月のプルミエクラスでした。




