2026年4月プルミエクラス シャンペトルブーケで確認する「束ねるまでのプロセス」

4月のプルミエクラスでは、基本のシャンペトルブーケをテーマに、
束ねるまでの工程を一つひとつ丁寧に確認していきました。

ブーケは、ただ束ねるだけではなく、
その前の準備の段階にこそ、多くの要素が含まれています。

花材を一本ずつ手に取りながら観察すること。
そのとき、自分はどこに心が動くのか。
その感覚をもとに、その一本をブーケの中で
どのように活かすのかを考え、
切り分けるポイントを見極めていきます。

どの長さで使うのか、どこを残すのか。
どのように準備すれば、束ねるときに魅力が最大限に出るのか。
そして、同時に束ねやすさにもつながるか。

こうした判断や決断を重ねながら、花材の準備を進めていきました。

そして束ねる工程に入ったら、
今度は意識を切り替え、手を動かすことに集中します。

デザインを考えるのではなく、
ただ束ねるという行為に没頭する。

その際には、体の使い方も重要なポイントです。
立ち位置や腕の力の入れ方、
ブーケを持つ手の使い方など、
細かな部分まで確認しながら進めていきました。

一度に多くのことを詰め込むのではなく、
なるべくシンプルに、今必要なポイントに絞って伝えることも意識しています。

生徒さんからは、
花材の観察から切り分け、束ねるまでの一連の流れは、
仕事や意思決定のプロセスにも通じる、という声もありました。

判断と決断を重ねて準備し、
実行の段階では迷わず手を動かす。
その構造は、日常のさまざまな場面にも共通しているように感じられます。

花を通して、自分の感覚を使いながら整えていく工程を
日々の選択や判断の中で、役立てていただけたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。