KOLMEで扱っているフラワーアレンジメントは「パリスタイルのフラワーアレンジメント」です。
パリスタイルの定義や他のフラワーアレンジメントスタイルとの違い、そしてパリスタイルのフラワーアレンジメントを学ぶことで得られることについて解説します。
パリスタイルのフラワーアレンジメントって何?
「パリスタイルのフラワーアレンジメント」に決まった定義はありません。
あえて定義づけるとすれば「森に咲き乱れる草花を表現すること」だとKOLMEでは考えています。
パリの人たちは普段は建物や人々がひしめく都市部で生活していますが、週末を郊外の別荘で過ごす人たちも少なくありません。
自然を愛するパリの人にとって、郊外の緑豊かな森は大切な憩いの場。
家族や親しい友人とパンやチーズ、それにワインを持ち寄ってくつろぎの時間を過ごす場所なのです。
慌ただしい都会で緊張した心と身体をリラックスさせるには、自然の中に身を置くことが一番効果的だと知っているのでしょう。
フラワーアレンジメントについても同じことが言えます。
パリスタイルではお花をたくさん使った華やかなものよりも、たくさんの緑を使った自然で心が和むようなアレンジメントを好みます。
言い換えれば、パリの人々が愛してやまない自然、特に森の中で風に揺れる草花の情景を表現したもの、これがKOLMEの提案するパリスタイルのフラワーアレンジメントです。
他のフラワーアレンジメントや華道との違いは
フラワーアレンジメントにはパリスタイル以外にも、イギリス・ドイツ・アメリカなどのスタイルがあります。
それぞれのスタイルごとに特徴がありますが、どのスタイルも色鮮やかな花をたくさん使い緑は少なめ、きっちりとした形にまとめるのが一般的です。
一方、パリスタイルは森の草花をイメージしたアレンジメントですから、緑や葉っぱをたくさん使い、鮮やかな色から中間色まで花の色で細かいグラデーションを生み出します。
他のスタイルのようにきっちりとした形に整えず、自然な雰囲気を残すために動きをつけたり余白を残したりすることも特徴だと言えるでしょう。
そういう意味では日本の華道とも共通する部分があるかもしれません。
華道の流派によっては自然のままの姿の葉や枝を使って花を活け、そこに美しさや調和を見出します。
剣山を使うか、束ねてブーケにするかといったアプローチの違いこそあれ、華道とパリスタイルのフラワーアレンジメントの根本は近いものではないかとKOLMEでは考えています。
「パリスタイルのフラワーアレンジメント」を通じて感性や美意識を高める
パリスタイルのフラワーアレンジメントは、何よりも作り手の個性が作品に強く出るのが特徴です。
一つ一つの花材をよく観察して個性を引き出し、自分がどのような作品を作りたいかをイメージしてから作ります。
同じ花材を用意してもフェミニンなブーケにするか、ナチュラルでワイルドにするか、それともクールに仕上げるか……描くイメージは人それぞれです。
そこにパリスタイルのフラワーアレンジメントの面白さや奥深さがあるとKOLMEでは考えます。
もちろん、単に花材を束ねるだけでは作品にはなりません。
仕上がりのイメージを思い浮かべながら不要な葉っぱなどを取り除く「ネトワイエ(下処理)」や、美しく仕上げるために茎をらせん状に束ねる「スパイラル」といったテクニックが必要になります(これらは一つ一つ丁寧にお伝えしますのでご安心を)。
さらにテクニックが上達すると、普段の生活でも大事なものや美しいものを瞬時に見極めるセンスが身につくようになります。
理想のブーケを束ねることは理想の人生を歩むことと同じ
ブーケを束ねるということは、単純にお花をまとめるということではありません。
イマジネーションを働かせ、花材一つ一つの性質や個性を引き立たせることで、あなただけの世界を創り上げていくことです。
それは理想のイメージに向かい、自分の人生をひとつずつ積み上げていくことと同じだと言えます。
KOLMEのフラワーレッスンは、そんな風に1本のお花を大切にすることから、表現する世界の素晴らしさを知ってもらうことを目的としています。
自由にお花を束ねるように、あなたの人生を思い通りに創り上げて欲しい……そんな願いを込めてあなたをお待ちしています。
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