荻窪の杉並立中央図書館が約1年半の改修工事を経て、9月5日にリニューアルオープンしました。
区民待望のカフェもできた!ということで、読書&お茶しに行ってきましたよ。
建物の中にいながら、木々が発するマイナスイオンを浴びているような心地よさは、リゾートホテルならぬ“リゾート図書館”。
改修前には想像もつかなかった姿に驚きです。
杉並区中央図書館とは
荻窪駅南口から阿佐ヶ谷方面に歩いて10分ほどのところにある杉並区中央図書館は、昭和57年に開館しました。
区内で最も蔵書数が多くて、その数812,000冊(2013年時点)!※wikipedia調べ
建物は黒川紀章設計なんだと。
たしかに、前面ガラスに金属の格子の意匠は六本木の国立新美術館そのものですね。
杉並区立中央図書館、ここが変わった
①広くなった
今までは1フロアに固まっていた本が3フロアに分かれて、全体的にゆったりとした作りになりました。
(1階:一般書架、2階:児童書とヤングアダルト図書、地下一階:新聞・雑誌コーナー)
貸し出しカウンターの目印がネオンというか、電灯になっている。
館内図も液晶だし!
今どきの商業施設みたいです。
②閲覧席が圧倒的に増えた
1階の閲覧ゾーン、2階の調べ物ゾーン(学習スペース)が増えました。
窓沿いの席では、読書の森公園の景色を眺めながら読書できます。
コンセントは閲覧席全体の30%くらい、wi-fiが使用可能です。
時節柄、座席の半数が使用禁止なのが残念…。
③カフェができた
かつて児童書コーナーだったところに、カフェ「ampere」ができました。
詳しくは下記参照↓
杉並区立中央図書館のカフェ サンドイッチとコーヒー「ampere(アンペア) 杉並」
渋谷に店舗を構えるサンドイッチとコーヒーのお店です。
不思議な名前のサンドイッチは、作中にサンドイッチが登場する本のタイトルなのだそう。
ベーコンエッグとトーストに+300円でドリンクが付けられるモーニングセットも惹かれます。
カフェスペースの半分はラウンジコーナーになっています。
地下にあった喫茶室「Leaf & Leaf」も味があってイイ感じだったんですけど、時代の流れですね…。
公園のガンジー像は健在
館内のガンジーの展示コーナーがなくなりましたが、公園では変わらぬお姿に出会えますよ。
読書がはかどる
図書館と読書の森公園の間の敷地には、ウッドデッキが敷き詰められた「本の広場」も整備されました。
風に揺れる木漏れ日の下、本のページをめくれば気分は軽井沢…。
ばっちり集中したい読書も、リラックスしたい読書も両方満喫できますね。
しあわせ〜!
杉並区立中央図書館 基本情報
住所
〒167-0051 東京都杉並区荻窪3-40-23
開館時間
月〜土・9:00〜20:00
日祝・9:00〜17:00
第1・3木曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/31~1/4)、特別整理期間は休館
ウェブサイト
https://www.library.city.suginami.tokyo.jp/facilities/chuou.html
荻窪駅から図書館へ行く途中には、独特な趣きのある「西郊ロッヂング」があります。
ampereでモーニングして、ランチはすぱいすのカレーかなあ〜。