カメラを買ったら、すぐに写真を撮りたくてうずうずしますよね。
でもちょっとお待ちくださいな。
撮影に必要なモノ、お手入れに必要なモノ、持ち運びや保管に必要なモノ…などなど、最低限必要なモノからあったら安心というモノまで、揃えるアイテムが意外とあります。
今回はそんなカメラ周辺アイテムをご紹介します。
SDカード これはないと始まらない
まずは撮影した写真や動画を記録するSDカードですね。
カメラによってはSDカードが入っていないと記録できないことがあります。
静止画メインで動画はほとんど撮らないのであれば、容量は16~32ギガもあれば十分です。
予備バッテリーと充電器 安心のために
朝から晩まで丸一日撮影したい!というのであれば、予備のバッテリーがあったほうが安心です。
予備バッテリーには「メーカー純正品」と「サードパーティ製品」の二種類があります。
・機能も性能もメーカーお墨付きだけど、その分お値段もお高め!な「メーカー純正品」
・機能と性能を口コミで調べ倒したところで使ってみないと分からない。けど、お値ごろな「サードパーティ品」
それぞれ一長一短ありますので、完全に好みや予算の問題になりますが…もし迷うようなら純正品の方が安心です。
ちなみに私はCanon EOS M6でサードーパーティー製の予備バッテリーを使っていますが、液晶モニターにに電池残量が表示されません(純正品なら表示されます)。
バッテリーを充電するための充電器もお忘れなく。
レンズ&液晶保護系
レンズには「レンズ保護フィルター」液晶モニターは「液晶保護フィルム」を必ず装着しましょう。
なぜならレンズと液晶モニターは、ちょっとした傷が入るだけで精神的にもお財布的にも致命傷になってしまうからです。
万が一傷付けてしまった場合、サポートに問い合わせて、レンズ(またはカメラ本体)を持ち込んで、確認して、見積もりを出してもらって、修理して…と、時間もお金もかかってしまいます。
その間、撮影ができないという機会損失は結構痛いもの。
ですので、お願いです!
レンズと液晶は必ず保護してください。
何なら「NO保護フィルター NO撮影」って紙に書いて目につくところに貼ってほしい!(笑)
レンズ保護フィルター
「レンズ保護フィルター」あるいは「プロテクトフィルター」と呼ばれるものです。
レンズの口径と同じ直径のものを選んでください。
基本的につけっぱなしになるので、1本のレンズに1枚のフィルターを揃えておきましょう。
(レンズ2本持っていたら、フィルターは2枚)
UVカット、撥水、防汚コーティングなど高機能なものもあります。
特にこだわりがなければ、お値ごろ品で十分です。
「PLフィルター」「NDフィルター」と間違えやすいのでご注意くださいね。
液晶保護フィルム
カメラの液晶モニターを保護するフィルムです。
スマホの液晶に貼るフィルムと同じようなものですね。
「カメラの機種 液晶 保護フィルム」で検索すると、ぴったりなものが見つかります。
入れもの系
カメラはデリケートな機械なので持ち運ぶ際には衝撃を与えたり、傷がつかないよう注意する必要があります。
とは言え、市販のカメラバッグってイマイチおしゃれじゃないんですよね…。
そこでお気に入りのバッグがカメラバッグに早変わりするアイテムを紹介。
また、自宅でカメラを保管する際にもいろいろと注意事項があります。
カメラを保管する入れものについても紹介します。
インナーソフトボックス
外側がスポンジで覆われた仕切りボックスです。
仕切りの位置を自由に変えて、カメラだけでなく予備のレンズやバッテリーもひとつに収まります。
普段使っているバッグでもカメラを安定して持ち運ぶことができます(もちろんインナーボックスが収まるバッグに限りますが…)。
メーカーの写真によると、レンズが下向きになるようにカメラを収納するのが正しい模様。
カメララップ
表がシャカシャカ素材、裏がフリース素材のカメラを包む風呂敷です。
マチのないバッグで持ち運びたいときや、かさばるのが嫌なときはこちらを使っています。
カメラに傷をつけずに持ち運べますが、衝撃には強くないので過信は禁物です。
ドライボックス
ご覧の通り、密閉できる箱です。
キッチングッズでもよく見かけますよね?
乾燥剤と一緒にカメラをこの箱に収納します。
カメラやレンズは湿気が大敵。
特に湿気の多い日本ではレンズにカビが生えてしまうことも…。
レンズにカビが生えてしまうと写真に影響が出る可能性もあるので注意が必要です。
ドライボックスの蓋には、乾燥剤を入れる場所がついています。
乾燥剤が固まったら交換のサイン。
新しいものに交換しましょう。
ドライボックスには複数のサイズがあります。
5.5Lには、ミラーレス一のボディとダブルレンズキットが入ります。
口径の広いレンズ、長いレンズをしまう場合はもう一つ大きいサイズの9.5Lがおすすめです。
お手入れ系
カメラは精密機械ですから日頃からしっかりとお手入れをしておくことが重要です。
カメラのお手入れに最低限必要なアイテムを紹介します。
ブロアー
カメラ本体やレンズ、カメラのセンサーについたホコリを吹き飛ばす道具です。
センサーのホコリを飛ばすときは、カメラを下向きにしてホコリが落ちるようにします。
↑の写真は間違った例です(笑)
レンズペン
ペンの片側にブラシ、もう片側にレンズクリーナーがついたお手入れグッズです。
カメラのボディやレンズとの接合部分をブラシを使ってホコリを払ったり、
クリーナーでレンズについた指紋や汚れ、拭き跡などを拭き取ります。
お手入れしながら長く使おう
以上、カメラを使う際に最低限揃えておきたいアイテムを紹介しました。
カメラは大事に扱えば長く使えるものです。
日頃から「カメラを使ったらキレイにしてからしまう」ことを習慣づけておけば、修理に余計な時間や出費がかかることもありません(状態が良ければ売るときにも査定が良くなりますし)。
カメラと一緒にこれらのアイテムを準備して、撮影を楽しみましょう!