ほほをかすめる空気が冷たくなり、街の中でクリスマスの飾りを見かける機会もふえてきました。
カラフルなツリーやリースはいくつになってもウキウキしますね。
クリスマスは特徴的なモチーフや色、オーナメントのデザインがありますが、それぞれにどんな意味が込められているのでしょうか?
クリスマスでおなじみのモチーフに込められた意味と象徴するものはこんなに!
リース「永遠」「新年の幸福を祈る飾り」「永遠に続く愛」
英語で「花輪」「花冠」のwreath。始まりと終わりのない輪の形はそれらしい意味ですね。
もみの木をはじめとする常緑樹「永遠の命」
ヨーロッパの厳しい冬の中でも緑の葉を保つ常緑樹。
その一つであるもみの木の青々とした葉はいつまでも瑞々しく命をたたえています。
また、旧約聖書の中に書かれたエデンの園の樹(知恵の樹)とされています。
その実を食べると善悪の知識がつくのだとか。
柊の葉「受難」
イエス・キリストが十字架にかけらてた際に被せられた柊の冠から。
彼は全ての人の罪を身代わりとなり、十字架にかけられ罰を受けました。
これによって人の罪は赦されたということをあらわしています。
赤い実「太陽の炎」「流した血」
枝に赤い実が実っている姿は確かに炎のようです。
リボン「魔除け」
「結界を結ぶ」って言うくらいだから魔除けに納得。
ベル
救世主であるイエス・キリストの誕生を知らせるために天使が鳴らしたのがベルです。
迷える子羊を行くべき道へ導くためのベルとも。
ヨーロッパでは街の中心に教会があり、礼拝や時報で聞こえる鐘の音は空気のような日常の存在です。
松ぼっくり、リンゴ「収穫」「木の上の枝にある捧げもの」
アダムとイブの話にもリンゴが登場しますね。
日本のお正月飾りと共通する点も。
・常緑樹を使っている…葉に殺菌作用と抗菌作用があり、魔除けの意味が。
・水引(リボン)は「魔除け」…上記のとおり。
・鈴…鈴の音は邪気が近寄るのを防ぐため、神様を引き寄せてよりご加護を授かるため。
・鈴は神社のおはらいの時に使いますね。登山のときの熊除けにも!
・玄関に飾る…「ここからは神聖な場所ですよ」と境界を示すための玄関、なんですね。
まとめ
調べてみると奥が深いクリスマス飾り。
一年を締めくくる特別な時期だからこそ、モチーフの意味に思いを馳せて、ただのイベントから一歩進んだクリスマスを過ごしたいですね。
パリスタイルってこういうスタイルです。
>>>パリスタイルフラワーアレンジメントの特徴
一度体験されるとブーケを見る目が変わるかも!
>>>フラワーアレンジメント体験レッスン