ブーケ作りに慣れてきたので、自分で決めたテーマに合った花材を選ぶ選ぶところから、自ら全て作り上げたい。という方のためのクリエーションコースレッスンです。
11月のレッスンレポートをお届けいたします。
テーマに合った花材選び
クリエーションコースレッスンの特徴として、花材を選ぶことが挙げられます。
あらかじめご自分で決めたテーマに合わせた花材のコンビネーションは、経験を積むことによって精度が増していきます。
でも、いくら経験を積んでも「なにかが違う。」ということはあります。
その違和感をキャッチできるように、また、その違和感はどこからくるのか。もレッスンでは深堀していきます。
今回のテーマはピンク色の甘い雰囲気で、とにかく可愛く!だったので、いつもブーケ制作の際に足すスパイスは入れずに、どこまでも甘〜くまとめました。
失敗しない花材選びのコツ
花材選びで失敗しないコツは、気になった花材を実際に合わせてみることです。
ブティックでデザインが好みで気に入った洋服があっても、実際に試着したら体に合っていなかった。思い描いていた印象と違った。ということは多いはず。
それと同じで、個々の花材も見て頭で合わせても、実際に並べて見るとちょっとした色のトーンやコンビネーションがしっくりこない。なんてことがよくあります。
今回の甘いブーケでピンクトーンで花材を揃えたものの、中には「これはない方がいいですね。」というものがありました。
花材でブーケの出来が7〜8割決まるので、ここでは妥協せずにいきましょう。
レッスンでは私の提案も含めて、納得のいくまで花材を選んでいただきます。
花材をよく見ながら頭でブーケを作る
花材が揃ったら、一本一本花材を確認しながら、それをどう生かすか瞬時に判断していきます。
切り分けするならば、ブーケのサイズに合わせた長さををキープしつつ、上・中ぐらい・下のどこにどう使うか。だからその長さにする。
可愛らしい蕾があれば、それを際立たせるためにはどう使えば友好的か。
そのようなことを思いながら、頭の中では一歩先に仕上がりの絵が無意識に浮かんでいる状態です。
この時は右脳と左脳をフルに動かしているので、心地よい緊張感に包まれます。
あとは一気に束ねるだけ
ネトワイエが終わった時点では、花材全ての行き先は決まっているのでそれらを設計図通りに束ねるだけ。です。理屈上は。
でも、現実はそうはいきませんね。
あれこれ考えすぎず、花材を見て「この花材はまっすぐ伸びて元気そうなので、ここに入れよう。」と感じたままに花を束ねていきましょう。
花材をよく見ると対話できるので、自然に手が動くようになります。
フローリストがあっという間に素敵なブーケを束ねるのは、花と無意識で対話して、当たり前に手が動いているからだと思います。
そのように軽やかに束ねられると、自分の個性も作品にのってくるので味わい深いものになりますね。
それを目指してぜひブーケ作りを楽しんでください♪
ブーケ作りの時のおしゃべりはアイデアの宝庫
ブーケを作っている時にするおしゃべりが、他愛のないことでも、作品のアイデアになることが少なくないのです。
あの花材を使ったらもっとフェミニンになる、とか、こういう使い方をしたらカッコよくなる。等々脳内作品づくりの幅がエンドレスに広がります。
おかげで、私は1月レッスンのアイデアが拾えてしまいました♪
一人で束ねている時はもちろんおしゃべりできないので、レッスンではぜひたくさんお話してくださいね。
次のブーケのアイデアだけでなく、ジャンル問わずヒントがみつかるかもしれませんよ☆
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。
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