もっとブーケ作りを追求したい方のために「花材選び×センスUP×花材の知識」がセットで学べるクリエーションコースレッスン。
自分で決めた作品テーマを元に花材を選び、ブーケ作りのスキルアップと作品の幅を広げることを目指しています。
2022年10月のクリエーションレッスンレポートをお届けします。
花材選びの前からはじめるブーケ作り
ブーケ作りは花材を決める前から始まっています。
「こんなイメージでいこう。」がブーケの根幹となり、それに沿った雰囲気や色かたち、そして花材と、順序立てて形にしていきます。
最初の工程の、花材を選ぶまでは連想ゲームに似ています。
頭の中でいかにイマジネーションを膨らませていけるかが、オリジナル作品を作るカギとなります。
作品づくりのバリエーションを増やすには、ご自分の興味の赴くままに、色々な物事に触れていくことだと思います。
大好きなアーティストのコンサートに行ったり、気になるレストランやカフェに出かけることも楽しいですね。
インスピレーションの元はあらゆるところに転がっています。
どんなに些細なことでも「これは!」というのをキャッチしてみてください。
そして、それを形にする工夫をしていくと、作品のバリエーションはどんどん広がっていきます。
フローリストナイフの使い方
フローラルナイフは自分側に刃が来るように使います。
ナイフを握る手の親指が刃の前になるので、慣れないうちは怖く感じるので上手に使えないかもしれません。
ですが、メリットとして
・茎を斜めに切る際、ハサミで切るよりも自由に角度を決められる。
・ハサミは二枚の刃で茎を挟んで切るのに比べ、ナイフは一枚の刃で切るので、茎が刃で押し潰されるリスクが少ない。
といったことが挙げられます。
花材の水揚げはもちろん、アレンジメント制作時にフローラルフォームに挿すときに重宝します。
ブーケ作りでは使う機会があまりありません。
そのせいかブーケレッスンが中心のコルメでは、フローラルナイフの使い方がわからない生徒さんがほとんどです。
今回は生徒さんからナイフの使い方についてご質問があったので、一緒におさらいしました。
ナイフを持つ親指の角度に気をつけて、何度も練習をしていただければハサミと同じようにお使いいただけると思います。
使い終わったら、刃に付いた樹液等を撮るのは忘れないようにしてくださいね。
ブーケは形があってないようなもの。
ブーケは形があってないようなもの。
いかに自分のテーマ(頭の中のイメージ)と実際に作るものを合致させるか、というのが肝になります。
ブーケ作りに理論は必要ですが、理論だけではロボットが作る既製品のようになってしまいます。
そうならないためには「この花のこの部分がすてき!それをこうしたらいいかも!」という感覚を大事にしてください。
テクニックを使っても思うように配置できない時は、私にお聞きください。
ぴったり・しっくりくるポイントを一緒に見極めていきましょう。
綺麗に作ることを意識せず、自分のイメージを大事に、のびのびと楽しくブーケ作りをしていただけると嬉しいです。
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。
クリエーションコースレッスン、ディプロマコースレッスンを検討されている方へ、無料説明会を開催しています。
お気軽にお問い合わせください。