今でこそ生徒さんで賑わっているKOLMEのフラワーレッスンですが、実はオープン当初、生徒さんが集まらない期間が3年ほどありました。
「さすがにこれはマズイのでは……?」と気づいたのは、2016年のリニューアルパーティーのときです。
20人位のゲストを見込んでいましたが、実際に来てくださったのは3人!
誰にも手を付けらないまま冷めてしまった料理(しかも数日前から仕込んだ)の並んだテーブルの切ないこと…。
もう二度とこんなに惨めな思いはしない!と、心に深〜く刻みつけた暗黒歴史です。
心に刻みつけたはいいものの、何をどうしたらいいのでしょう?
出発点は、「そもそも、なぜ生徒さんが集まらないのだろう?」という純粋な疑問でした。
教室を開いたからと言って自動的に生徒さんは来ない
生徒さんが集まらない理由を探るために、最初に行ったのは勉強でした。
知らないことは本で学んだり人に教わるのが一番手っ取り早くコスパも良いですよね。
マーケティングやブランディングに関する本を片っ端から読み漁り、ビジネス系のセミナーやワークショップに通ううちに、だんだんと仕組みが分かり、KOLMEの抱えていた大きな誤解に気づきました。
それは「教室を開けば自動的に生徒さんが集まる」というとんでもない勘違い。
レッスンに生徒さんが集まっている姿ばかりにフォーカスしていて、そのために必要な裏側の仕組み、つまり、「売るための知識や努力」がすっぽりと抜け落ちていたのです。
KOLMEに欠けていたのは、「売るための仕組みづくり」だと確信しました。
やるべきタスクを洗い出し、機械的に淡々とこなす
売れない理由が分かってしまえば、あとは売るための仕組みを作るだけですよね。
やるべきことをタスクとして全て洗い出し、一つずつ潰していきました。
このとき重要なのは「できる」「できない」に関係なく、ひたすらやること。
自分が「やるべきこと」と判断してタスクにあげている以上、「できない」「やらない」という選択肢はないのです。
余計な感情は抜きにして、淡々と機械的にこなしていきました。
すると少しずつですがレッスンのお申込みが入るようになりました。
もちろん、売るための仕組みは作っておしまいではなく、定期的に見直したり改善したりする必要があるので、常に勉強し続けなくてはなりません。
生徒さんが途絶えない教室を作りたいのであれば、相応の努力が必要だということですね。
問題から目をそらしていては、いつまでたっても解決しない
今になって振り返ってみると、生徒さんが集まらないときは問題を直視せずに目をそらしていたように思います。
やるべきことを理解せずに放置し、「いつかは生徒さんが集まるはず」と根拠のない自信ばかり持っていました。
しかし、よほどの有名人じゃない限り、やるべきことをやらなければ生徒さんは集まりません。
まずは「生徒さんが集まらない」という事実を客観的に捉え、その理由を検証し、その結果から必要な対策を練って行動に移す。
これが「売れない問題」解決に必要なプロセスです。
ちょっと行き詰まってるな〜と感じているようでしたら、ぜひこのプロセスを取り入れてみてくださいね。
フラワー教室生徒ゼロ人をイチにしたい!KOLMEの作戦はつづきます…
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