2020年1月11日に、KOLMEで「パリスタイルの投げ入れレッスン&ガレット・デ・ロワ食べ比べアフタヌーンティー」が開催されました。
このイベントは、パリスタイルのフラワーアレンジメントのレッスンと、世田谷のお菓子教室「la petite Cuillère(ラ・プティット・キュイエール)」のAkiko先生セレクトによるガレット・デ・ロワの食べ比べが一度に楽しめる内容です。
当日は11名のお花&美味しいもの好きさんが参加しました。わいわいと盛り上がったこのイベントについてレポートします。
ドアを開けると11台のガレット・デ・ロワがお出迎え
10台のガレット・デ・ロワとAkiko先生特製のパンデロワ達。Akiko先生によると、今年は太陽のレイエ(パイの表面の模様)が流行しているのだそう。
パリスタイルの投げ入れレッスン
今年はどなたにでも超簡単にできるパリスタイルの投げ入れをご用意しました。
ただ花器にお花を入れるだけですが、それぞれの花材に高低差をつけるだけでパリスタイルになります♪ お家で花を花瓶に入れる時にも使えるテクニックですので、ぜひやってみてくださいね!
正解はないので、自分の感覚で作るのがポイントです。 こんなに可愛らしいお花ちゃんたちが揃っているのですから、どう投げ入れても素敵になります♪
背後霊のように皆さまの後ろをウロウロするKazuko(笑)
ガレット・デ・ロワ食べ比べアフタヌーンティー
お待ちかねのガレット・デ・ロワタイム!
フラワーバスケットとガレット・デ・ロワでテーブルで賑やかなテーブル。
「マイナイフ」を持参の猛者、現る!!
ガレット・デ・ロワは「公現祭(エピファニー)」と呼ばれるキリスト教のお祝い食べられ、教会との結びつきが深いお菓子です。
それがどのように一般の暮らしに広まっていったのか、Akiko先生がわかりやすく解説してくださいました。
今年のガレット・デ・ロワ達。
Aigre-Douce(エーグルドゥース)
メープルの風味が特徴的な「ケベコワ」という種類のガレット・デ・ロワ。
ARNAUD PARHER (アルノー・ラエール)
ピスタチオのガレット・デ・ロワ。スライスすると断面がピスタチオ色!
Patisserie Cacahouete Paris (パティスリー カカオエット・パリ)
ぷっくり盛り上がったパイの表面には、お店のキャラクターのリスが。しっとりとしたクレームダマンドがとろけます。
パティスリー ジュンウジタ
柄が引き立つダークな焼き加減がグラフィックな印象。
パティスリー レザネフォール
小ぶりサイズは少人数で切り分けるのにぴったりですね。
メゾン・ド・プティ・フール
パイの周りを春巻きの皮のようなパリパリで包んだ一品。ザクザク、パリパリと二通りの歯ざわりが楽しめます。
Mont St. Clair (モンサンクレール)
カラメリゼされた表面が食べごたえのあるガレット・デ・ロワ。
リョウラ
レイエの細かさが端正なひと品。一台一台この模様をつける職人魂に脱帽です。
Patisserie Paris S’eveille(パティスリー パリ セヴェイユ)
今年で3年目になるこちら。パイの層の細かさも注目です。
Patisserie Yu Sasage(パティスリー ユウ ササゲ)
今年はマロンのガレット・デ・ロワにしました。麦の穂をベースに栗の模様が刻まれた目にも楽しい一品。
人気投票トップ3はこちら
今回はご参加の皆様に、お気に入りのガレット・デ・ロワを投票していただきました。
人気トップ3は上のとおり。
1位:パリ・セヴェイユ
2位:エーグル・ドゥース、カカオエット・パリ
定番のタイプが人気を得る中、エーグル・ドゥースのケベコワが大健闘!
Akiko先生の特製ガレット・デ・ロワ
Akiko先生はパンデロワを作ってくださいました。
たっぷりのドライフルーツでデコレーションした華やかなブリオッシュ生地のパンです。
フェーヴあたった!
フェーヴが当たった方は王冠を被ります。
着物の帯留めのような、色鮮やかなフェーヴ。
皆様にはフワラーレッスンで作ったアレンジメントと、食べきれなかったガレット・デ・ロワをお持ち帰りいただきました。
イベントの余韻をお家でも味わえますね!
今年も濃いイベントになりました
ガレット・デ・ロワはシンプルなパイ菓子なもんだから、味の違いなんてそんなにないんじゃないの〜?
と疑ってかかっていたのですが、一つ一つ食べてみると、パイの焼き加減やクリームの硬さ、香りなど、お店によって違うんですね。
その違いを生み出す理由は、作り方や材料にあるのだとAkiko先生の細かな説明で納得しました。
いや〜、シンプルなものほど奥が深いです。
お花とガレット・デ・ロワで新年のパリ始めをお祝いするこのイベント、次回は2021年の1月に開催予定です。
Akiko先生、KOLMEと一緒に、美味しい&美しいものに囲まれる至福の時間をすごしましょう!
ご参加の皆さま、Akiko先生、どうもありがとうございました。
Akiko先生のお菓子教室「 la petite Cuillère(ラ プティット キュイエール)」のサイトでは、この日のガレット・デ・ロワの味が詳しく解説されています。ぜひ合わせてご覧くださいね!!
前回のレポートはこちらから。
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