こんにちは。2019年11月ディプロマ卒業生2期生のあやです。
卒業後、自分の想いを届けたいと思い、「ココロニイロドリヲ」という屋号をつけて新たな一歩を踏み出しました。
私は「ココロニイロドリヲ」を通して、どんな事があっても心を強くもって、「自分が大好き。自分って最高。自分って長所短所含めて愛すべき存在なんだ。」と実感できる面白いイベントや方法を伝えていきたいと思っています。
自分の人生が山あり谷ありだって、楽しい時も辛い時もどんな気持ちになるのか、どんな経験ができるのか、全て細胞の単位まで?!自分自身を味わい尽くしたい。
きっとそんな自分はとっても複雑な味になって熟成されて美味しいはず(笑)
なぜ、この様な想いに至ったのか。それはKOLMEと出会う少し前から始まります。
今日はそんな事を振り返りたいと思います。
誰しも人生の山と谷があったら、数年前に私は谷、どん底と感じるくらいの悲壮感、心の苦しさを感じました。それがあったからこその今で、今では心を強くする大事な経験だったのかと思っています。
心が窮屈。どうしよう。でも自分ではこの環境は変えられない。悲嘆にくれる私
2016年3月末、私は家庭の都合で結婚してから長年勤めてきた職場を辞めました。
この職場での仕事が気に入っていたかというと疑問ですが、大学卒業からこの業界一本でやってきたので業務内容には慣れていたし、何といってもこの職場で私にとって心を許せる仲の良い友人達に恵まれていたので、居心地の良い職場ではありました。
辞めたあとの仕事は夫の実家の家業の一員として働き始めました。
今までとは全然違う業界、家族間の狭い人間関係、閉塞感に悩まされました。
職場環境はある意味変えられないので、他では自分の今まで続けてきた楽しいことをすること。習い事や友人達と会うなどでストレスを外に逃がしていました。
そんな中、今度は夫の体に異変が。
夫自身も職場復帰まで4カ月ほどの休職となり、2017年の一年間は将来の不安などもあって、落ち着かない日々を過ごしていました。
私自身のストレス発散方法の習い事や友人達と会うということをできる心の余裕も体の余裕もなく、かと言って、罹患前の様に夫と楽しくおしゃべりしたり愚痴を言ったりすることもできず、夫の前では弱音もはけないし、心が沈んでいくばかりでした。
心がボロボロに。でも、もがいてでも何とかしたい
楽しみな好きな事を私が手放したのは初めてです。
習い事も友人や実家の両親とも会う時間も作れず、外出も旅行もできず、ひたすら夫と毎日を向き合う日々。
春の花の美しい季節にただただ灰色にしか色が感じられず見えないと感じていたのもこの時期です。
色が大好きな私が色を感じないという不思議な体験をした頃でしたね。
もう辛い現実をやり過ごすのに必死で心はボロボロではありました。ですが、なぜか希望は捨ててはいませんでした。
何かしら改善策はある。この悪い状況は続かない。と呪文の様に心で唱えてました。
そう考えるところは私の良いところの一つだと昔から思っています。
秋頃からは夫にも改善の兆しが見え始め、私の心にも少し余裕がもてる心境にもなってきました。
12月に食材を買いに最寄り駅まで出かけたところ、図書館の講座に目を惹かれます。
それは「一人で闘っているあなたへ」と副題がついていました。
元来、私は興味があるものには飛びつくタイプ。このキャッチコピーが心に刺さり参加したいと思い、その単発講座を申し込みしました。
その講師はコーチング講師で、単発講座参加後も、その方主催のお茶会形式の会に参加するようにしました。
ここから私は自分の心と向き合う作業を始めます。
私、もう一度、花の習い事を再開したい
半年かけて自分と向き合う中で、ガチガチの心が少しづつほどけてきました。
現状をどうとらえるのかもそれは自分の心が決めること。
自分の心は自由で、選択することは誰が決める訳ではなく自分が決めたこと。
環境が悪いと思うことは誰が決めた訳でもなく自分がそう決めてしまっていること。
そんな事を感じつつ、私が自然と思ったのは、自分が好きだったパリスタイルの花を再開することと新たに色の勉強をしてみたいということでした。
そう決めてから、すぐに行動し色もパリスタイルの花も始めることにしました。
私、KOLMEに決めた!!
以前習っていたパリスタイルの先生は休業中でしたので、新たに先生探しを始めます。
私が重要視したことは、
・私の好きな花のスタイルであること
・花を自分で選べること
・通いやすいこと
KOLMEは希望に適っていました。私は当時、花の仕事をするつもりは全然考えていなく(家業もありますし、夫もまだまだ支えが必要なので)、ただ、純粋に花を楽しみたい、自分の好きな花を選んで素敵なブーケを作りたいということだけ。
ディプロマコースの当時の生徒募集には、花の仕事をしたい方ということは書いてありましたので、少し躊躇はしました。
体験レッスンは、おしゃれな籠のアレンジメント。もう久々に花に触れ、夢中で楽しくもりもり森を作りました。(本当はお花畑のイメージだったのですが)
体験後はディプロマコースの説明を伺いました。私からの相談は、家業や夫のサポートがまだ必要で、いつ休学するかわからないことや花の仕事をするつもりは考えていないことを相談させていただきました
でもなぜか?そんな私をKazuko先生は了承していただきました。
KOLMEディプロマコースというレッスン(習い事)を選んだ覚悟は少し先生に感じていただけたのかなとその時思いました。
覚悟というと大げさですが、私は以前から習い事は多種にわたりしてきました。ただ、どれも物になっていません。その場の楽しみ、喜びはありますが、発表の場は全て断ってきました。面倒なことは嫌い、大変、ただ楽しみたいだけ。
一種の言い訳、逃げです。
そんな自分とも決別したい、とにかく環境を変えたかったのです。
そういう理由もありレギュラーではなく、1年できっかり終わって独り立ちが目標のディプロマコースを選んだのです。
花に対する仕事は考えていない、何となくこれといった着地点(目標)もなくふわふわとした私を受け入れていただけるのかは不安でしたが、よくKazuko先生も受け入れていただけたなぁと正直な感想です。でも、私のディプロマコースを選んだ気持ちの固さは感じていただけたのかなと推察してます。
これが私がKOLMEに決めるまでの道のりです。KOLMEディプロマレッスンの扉を開いた私にはどんな世界が広がっているのでしょう?
とてもワクワクした日々の始まり。それは、ふわふわとした想いの羽が一つ増え、二つ増え、どんどん増えて、最終レッスンが終わる頃には形のある鳥となりつつありました。
私はここから羽ばたきます!そんなKOLMEディプロマでの私の軌跡を次回より少しずつお話ししたいと思います。
お楽しみに~♪
2/7(金)にあやさんがKOLMEでワークショップを開催します。
あやさんの活動はココロニイロドリヲのブログからどうぞ