ゆっくりと時間をかけて、じっくり花を極めていくレギュラーレッスン。
初心者の方から花歴の長い方でもお楽しみいただける内容となっています。
2021年4月のレギュラーレッスンレポートをお届けします。
芽吹きの季節のブーケラフィネ
4月の作品名は「芽吹きの季節のブーケラフィネ」(ラフィネ=洗練された・上品な)ですので、そこからイメージを膨らませていきます。
今回のブーケ花材は洗練とはちょっと離れてしまいましたが、上品さはどんな花材でも出していきたい!ので上品=エレガントなブーケを作ってもらいました。
ポイントはフリチラリア
数年前のパリ研修で、大好きなフローリストに作ってもらったブーケでひときわ存在感を出していたフリチラリア。個性的な花の魅力を全面に出した使い方に衝撃を受けた、思い入れのある花です。(このブーケとの出会いがきっかけでKazukoのブーケの概念が大きく変わりました。)いつかレッスンで使いたい!と密かに温めていました。
パリのフローリストのフリチラリアの使い方をチェックしてみてください。
色と形のバランス
今月後半のスプラーバラはビビッドなピンクが投入され、形に加えて色のバランスも取る必要が出てきました。
意識せずに束ねると野暮ったいブーケになってしまい、束ねなおす生徒さんもいらっしゃいました。
植物の自然の色はどんな組み合わせでも美しいのですが、ここは自分のセンスやこだわりを徹底的に出していきたい!
なので、難しい色の組み合わせでしたがやり甲斐があったのではないでしょうか。
色だけでなく、形のバランスを取るのも難しかったですね。
大きさが極端に違う花材、中間の大きさがない中でも、グリーンを効果的に使いエレガントなブーケに仕上げていきました。やったー!
今月の花材
・フリチラリア
・ダリア
・バラ(スプレー)
・クリスマスローズ
・ソケイ
どんなブーケでも押さえるポイントは同じ
ブーケ作りのポイントを一言で言うと
・ネトワイエ
・ブーケの軸(スパイラル)
それぞれのキーワードで記事が書けるぐらい奥深く、重要なポイントです。
ネトワイエでは葉っぱを取り除くだけでなく、花材をよーく観察すること。
ブーケの軸(スパイラル)は手の使い方と茎を揃えて軸をブラさないこと。
レッスンではここを毎回チェックしています。
それができれば、あとは余力(感性)でパパパっと束ねられます。理屈上は・・・
はい、ブーケ作りは本当に面白いです!
この魅力にハマったら最後。もうブーケ沼から抜け出すことはできないでしょう。
さー、来月はこの時期ならではのお楽しみ・芍薬のブーケを作ります。
どんな芍薬に何を合わせようかな〜。
皆さまもぜひ、色々な花材の組み合わせを想像してみてくださいね。
束ねるのに匹敵するぐらい勉強になりますよ♪
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