ブーケ作りを追求したい方のために、「花材選び×センスUP×花材の知識」がセットで学べるクリエーションコースレッスンです。
2月のレッスンレポートをお届けいたします。
作品イメージと花材をつなげる
今回のレッスンでは、事前に作品イメージの花材を細かくリクエストいただきました。
アトリエでその時にある花材から選ぶのも勉強ですが、事前に市場にあろう花材を想像しながら、ない場合に備えて代替品も考えることは、レッスン前の私の行動と同じ!
私が彼女の仕入れを代行しているようなものなので、思わず背筋がシャキッとしました。
花仕事は仕入れ抜きには始まりません。
このように、使いたい花材や欲しい花材を明確にしておくのは、仕入れをする時に役立ちます。
イメージと花材をつなげるトレーニングはいつでもどこでもできますので、どんどんそのスキルを伸ばしていってくださいね。
花材選びは潔く!
おおむね希望通りの花材がそろったところで、よりイメージに近いものを選別していきます。
あまりの花の可愛さに、あれもこれも使いたくなります。
もう欲望のままに束ねたい〜❤️ってなっちゃうのは常です。
でも、そうすると作品のイメージがぼやけてしまい、最後に後悔するのは目に見えています。
・私はどんなのを作りたい?
・一番大切にしたいものは何?
自分に問いかけてみて欲望を封印。
今回はピンクのグラデーションをしっかり出したいとのことなので、余計な色味は加えず同じトーンで揃えるようにアドバイスをしました。
ほんの少し違った色味が入っただけで、ブーケの印象はガラリと変わります。
自然の色は個体差もあるので、よ〜くチェックして妥協のない花材選びを心がけてくださいね。
花材の特性をいかしつつ全体の調和を取る
枝物、茎の柔らかいもの、丸いフォルム、縦に花びらがついたもの、それらの特性をいかして全体の調和が取れるように組み立てていきます。
口で言うのは簡単だけど、イメージ通りに形作るのは結構大変です。
でも、よーく花材をみて対話できるように感覚を研ぎ澄ませていけば大丈夫。
花があれこれ教えてくれます♪
難しさも楽しめるようになった
「難しさも楽しめるようになった。」
1年間クリエーションコースを受講してくださった生徒さんのことばです。
自分でゼロからブーケを作るのは、楽しくもあり難しくもあります。
花材を選ぶことだって、脳はものすごい情報量を一気に処理しています。
理論上はできることでも、自然の生物を相手にしている以上、すんなりいくとは限りません。
最初に思い描いていたものが100%できることは、意外と少ないかもしれません。
毎回ちょっとしたハプニングがあっても、そんなの当たり前。
自分にとってのハプニングであって、花はただそこにいるだけで私たちに付き合ってくれています。
いずれにしろ、デザインは自分次第なので、想定外のことが起きても楽しめるぐらいがちょうどいいと思います。
肩の力を抜いて、リラックスして花と向き合ってくださいね♪
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