フラワーアレンジメントの協会や資格の枠にとらわれずに「わたしらしい花仕事をしていきたい。」と考えているあなたのために。
花とビジネスについて幅広く学べるディプロマコースレッスンです。
花の講座では、フラワー制作実技と花の知識以外に、市場研修やワークショップ開催などもカリキュラムに含まれています。
今月は大田花き市場での市場研修があったので、そちらを中心にレッスンレポートをお届けいたします。
大田花き市場での市場研修
生花を仕事で扱う上で必須になってくるのが市場での仕入れではないでしょうか。ディプロマコースレッスンでは、花材選びがある程度一人でできるようになった段階で、実際に市場で仕入れをしていただきます。
仕入れの課題は、予算内かつ時間内での仕入れです。
普段のレッスンで花材選びをしているので、イメージに合う花材を組み立てることはできます。イメージ通りの花材がない場合は、替わりになるものの選び方もわかるので、仕入れるべく花材リストは作れます。
でも、実際の仕入れとなると普段のレッスンとはまるっきり違います。
レッスンでは、目の前に花材が揃っているので、それらを好きなように手にして合わせることができます。
イメージと違ったものを手にしても返品することだってできます。
それが市場での仕入れとなると、たくさんの仲卸さんから仕入れようとしている花材を探さなければなりません。
一箇所で欲しい花材が揃えばよいのですが、そのようなケースは稀で、大抵数件の仲卸から仕入れることがほとんどです。
仕入れる際はお目当ての品の値段はもとより、色・形・長さ全てをチェックして頭の中で組み合わせながら、手際よくリストの花材を揃えていきます。
どの仲卸で何を買ったかも忘れないように集中力が必要になります。
また、市場内では束になった花材をいくつも持って(かなり重くなります。)歩くので体力勝負だったりします。
ちょっと大変なことばかり強調してしまいましたが、私も一緒にお手伝いししていくので何も心配しなくても大丈夫です。
仕入れを経験することで、今後のご自身の花仕事に対してぐっと現実身が帯びてきます。
花仕事を始めていく第一歩としていただけたら嬉しいです。
花材の水揚げ
仕入れが終わったら、アトリエで水揚げ作業にかかります。
市場に並んでいるものは、産地から出荷の際の最低限の保水処理しかされていないものがほとんどなので、水揚げする必要があります。花材に合った方法で水揚げしていきます。
今回はバジルで湯揚げをした以外は、すべて通常の方法での水揚げでした。
全ての花材が花器やバケツに入ったら、やっと一休みできます♪
仕入れ〜水揚げまでは時間が勝負なので、そこまでは一気に頑張りたいところです!
花材のディスプレー
一休みしている間に花材が元気になってきたら、花器に入れ直してディスプレー用に仕分けしていきます。
お花屋さんやアトリエで見慣れているディスプレーですが、いざ自分でやってみるとどこから並べたら良いのかわからないですよね。
色・長さ、軽さなどを考慮して、花材別に並べるコツをお伝えしました。
通常のレッスン
ここから通常のレッスンです。
座学にて花についての知識を学んだ後に、アレンジメント制作にとりかかります。
今回はネトワイエで、花材のどこを使うか。そのためにどう処理していくかを再確認しました。
ビジネス講座では、マーケティングやウェブ集客について一人一人の進捗状況に合わせながら、今できることやすることを整理していきます。
PC作業やメニュー作り、コンセプト作りなど、開業に向けて忙しくて心が折れそうになりますが、頑張ればそれ以上のことが返ってきます。
挫けそうになったら、いつでも私たちに連絡ください。
一人で抱えこまないで、他人を使って気持ちの重さは分散させるようにしてくださいね。
以上10月のディプロマコースレッスンレポートでした。
市場研修からレッスンと長丁場の一日で、お疲れになったことともいます。
花の教室仕事は体力勝負な部分が多いので、何はともあれ健康第一でいきましょう!
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。
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