KOLMEのディプロマレッスン2019年5月のレッスンレポートです。
今日も花材選びからスタート。
バラエティー豊かに花材を取りそろえているつもりですが、私も毎回「もっと○○を仕入れておけばよかった。」「これはいらなかったかも。多すぎたかも。」等々思うことはあります。仕入れって本当に難しいです。
そんなことはさておき、ディプロマ生はあるものの中からベストな組み合わせをチョイスしていきます。
レッスンに来る前から色をイメージして来る方、その場で判断する方それぞれです。
組み合わせる時に「これってどうでしょう?」と質問されますが、私の主観が入ってしまうので、最低限のアドバイスを心がけています。
というのも、私は「それはないなー。」と思っていても、仕上がったらすっごく素敵な作品になってる!ってことが多いのです!
新しいものを創るということは、固定観念を持っているとできないのですね。
どんなものにもチャレンジしていくと、どんどんいいものが生み出されます。
ディプロマレッスンは、そんな場であってほしい。
花材が決まったらネトワイエ(花材の下処理)です。
ネトワイエも、どのような作品を作るかで処理する度合いも違ってきます。
私は基本的なことしかお伝えしません。
自分がどうしたいのか。そのための作業です。
前回よりも少し窮屈な仕上がりになったブーケ。
それでも私は修正しません。私が直したものをお渡ししたら、それで安心しちゃうのです。
自分で最後まで作った作品をおうちで眺め、ここはこうした方がよかった。と発見して束ねなおせたら腕は確実に上がります。
お花はテクニックありきではありません。
感覚でできるぐらいたくさん花に触れ、慣れていけば自ずと上達します。
頭で考えているようじゃ~まだまだです。笑
さて、こちらは投げ入れスタイル。
前回モリモリしすぎてしまったので、今回はもっとすっきり洗練されたデザインに仕上げたいものです。
慣れないスタイルは理屈で分かっていても、思うようにいかないのでしんどいですね。
そんな時は、最低限のルールだけ押さえて、あとは自分の感覚を信じて我が道を行くのが得策です。
ランチを済ませて午後のレッスン。
お二人とも思い思いのブーケをお作りになっています。
意外な花材の組み合わせ。と思ったけど、いいじゃないですかー!
どこにポイントを置こうか、最後まで気を抜かずに作り上げていきます。
うーん、おしゃれと同じですね♪(最後の最後で気を抜いてぶち壊してしまう、という失態を何度もしている私です。苦笑)
完成したら手際よく写真撮影して、ビジネスセッションです。(結構忙しいのです。)
毎回課題がゆるく出るのですが(人によりゆるさ加減は変わります。)課題の進め方は人それぞれ。
目的が皆違うので、それぞれの状況に応じて対応しています。
明確なゴールが決まっていなくても焦る必要はなく、自分の好きなことをストレスなくやっていけば何かが見えてくるのです。不安や心の迷いがあるのは当たり前。そんな時は無理せず「できませーん。」「どうすればいいのか分かりませーん。」と言えばいいのです。Michikoさんがあとは考えてくれますから。笑
ディプロマレッスンの目的は、自分らしく好きな仕事を見つけること&実現すること。
一人ですべて抱え込む必要なありません。私たちがサポートしていくので、一緒に理想に向かって進めていきましょう。
話が逸れてしまいましたが・・・
ディプロマ生の有貴さん、残りのレッスンが2回となりました。
終了後は「終了制作」として、KOLMEでご自分のワークショップをやっていただきます。
企画からすべて考えてもらいます。そちらの準備にも取り掛かっていくことでしょう。
来月のレッスンで進捗状況をお聞きするのが楽しみです。
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