ゆっくりと時間をかけて、じっくり花を極めていくレギュラーレッスン。
初心者の方から花歴の長い方でもお楽しみいただける内容となっています。
2021年最後の12月レギュラーレッスンレポートをお届けします。
ノエルのアレンジメント
毎年12月は、給水スポンジ(オアシス)を使わないクリスマスアレンジメントです。
グリーンで装飾した花器とブーケを組み合わせたアレンジメントは、一見するとどうなっているのか分からないデザインです。
初めてこれを作る方は、作り始めは不安を覚えるような謎めいた作品。
そんな生徒さんの反応を見るのも楽しいレッスンです。
ヴェルサイユ宮殿とマリー・アントワネット
今年のデザインのテーマは
・ヴェルサイユ宮殿 鏡の間
・ヴェルサイユ宮殿 トリアノン
・マリー・アントワネット
王妃になるべく生まれ、孤独を空想やモノで紛らわせたマリー・アントワネットを思い描いた作品にしました。
ゴールド花材の煌びやかさと、グリーンやコットンツリーなどで素朴さを調和させるとあら不思議。色々な情景が見えてきます。
なりきりレッスン
わかりにくいテーマの時は、自分が主人公になり切るのが一番!
皆さんの今いるところは、KOLMEのアトリエではなく「ヴェルサイユ宮殿」で、あなたは〇〇さんではなく「マリー・アントワネット」です。
ヴェルサイユ宮殿に住む私、田園での素朴な暮らしに憧れる私。どうです?これから作るもののイメージが膨らみましたか?
今月の花材
・スイートピー,宿根スイートピー
・アンスリウム
・スカビオサ
・シンビジウム
・スティファ(ドライ)
・キンポウジュ(ペイント)
・コットンツリー
・ヤシャ
・高野槙
・ブルーアイス
テクニック以外のことを大事にしたい
2021年のレギュラーレッスンがこれで終了しました。
今年9月からは、レッスン内容を「手を動かす」以外のことを強化するようにしました。
花を束ねることは、テクニックさえあれば誰にでも簡単にできます。
でも、美しい花が目の前にあるならば、それらを使って心が揺れるものを自ら作り出せるようになっていただきたい。
そのための小さな工夫や気づきを、レッスンで得られるように心がけています。
2022年も花を通して心豊かに歩んでいきましょう♪
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。