web集客は「場外ホームラン」ではなく「送りバント」

KOLMEのスマホ写真レッスンでは写真の撮り方と一緒に、
自分のサービスを自分で撮った写真でPRする方法=フォトブランディングを学びます。
フォトブランディングとは、「web集客(webマーケティング)」と呼ばれる
マーケティング手法の一つです。

花と暮らす、花とはたらく

巷でよく耳にする「web集客」ですが、
平たく言えばweb上でお客さんを集めること。
サイト作って告知して、申し込みが来るのを待つだけ。
これならKOLMEでもできるじゃないか〜!
と、実際にやってみたのですが、
ガ〜ン。思っていたように申し込みが来ません!
ナゼ!?

その原因は、web集客を打ち出の小槌と勘違いしていたからだった。。。
というお話です。

目次

いきなり告知するのは、見込みのないホームランを狙うこと

イベントをやることになった。
お教室でレッスンを開くことになった。
という場合、だいたい1ヶ月半〜1ヶ月前くらいから
webで告知を始めますよね。

しかし、1ヶ月前の告知でお客さんを集められるお教室、サロンって、
すでにお客さんが付いているところなのではないでしょうか?
既存のお客様がいないKOLMEは、1ヶ月前の告知では厳しかった……。

考えてみれば、ぽっと出のアトリエのイベントやレッスンに行く人って、
ごくごく少数の、相当フットワークの軽い人です。
大多数の人は、ある程度評価の固まった有名なところへ行きますよね。
だって知らないところへ行くなんて冒険をしたら、
時間もお金も無駄になる=失敗するかもしれないからです。

ここに私がいますよ〜と知ってもらう=送りバントで塁に出る

じゃあ、有名ではない私の教室or店はどうやってお客さんに来てもらえばいいの?
口コミ?口コミしてくれるほど知人も友人もいない…。

というときに効いてくるのが、日々の更新です。
イベントやレッスンがない時も、
webサイトやブログ、SNSを更新するのです。
途方もなく広い宇宙の片隅で、誰かが見てくれることを信じて、
「知ってもらう→覚えてもらう→ファンになってもらう→買ってもらう」
という流れを作る活動がweb集客の基本なんですね。

日々の更新で塁を進めた先に得点がある

web集客するためには、サイトの記事を数ヶ月に1回更新した程度では効果がありません。
たとえば数ヶ月に1回、数千人程度集まるイベントに行くとします。
その場にいる人をあなたはどれだけ覚えていますか?
周りを圧倒するくらいの強い印象がない限り忘れてしまいますよね。

圧倒的な印象のない普通の人が
忘れられないようにする=覚えてもらうためには、
毎日自分のサイトなりSNSを更新し続けるしかありません。
基本ができて初めて、
告知を通してお客さんが集まるという流れができるのです。

得意な分野でがんばる、苦手な分野はハードルを下げる

文章を書くのが得意な人は毎日ブログに記事を更新する。
写真が得意だったら毎日1枚写真をブログやインスタグラムにアップする。
フェイスブックやtwitterも週に1回は近況をかんたんなコメントでアップする。
文章が苦手でも、最低限の日本語がわかればいいや〜!
とハードルを下げてサイト更新する。(できれば週一回……汗)
文章は写真の完成度を求めて更新が滞るよりも、
及第点スレスレで頻繁に更新するほうが、
上達にも売り上げにも結びつきます。

細〜く長〜く

繰り返しになりますが、KOLMEには、
バットを振ればホームランが打てて得点が入る、
サイトで告知したらあっという間に満員御礼になる、
という夢のようなweb集客マジックは皆無でした。

ただ地道に更新を繰り返すしかありません。
送りバントで気長に、細く長〜く塁に出つづけましょう。


写真が上手く撮れるようになりたい、ハウツー本を漁る前に……。
>>>脱ハウツーマニア・脱お教室ジプシーのためにやったこと

難しいテクニックは不要!簡単におしゃれなお花写真が撮れる4つのステップです。
>>>必見!スマホのカメラでお花をおしゃれに撮るカンタン4つの基本

3つの構図を意識するだけで、写真がすっきりあか抜ける!
>>>基本の構図3つ 難しいカメラの設定はすっとばして、おしゃれな写真を撮ろう。

ニュースレター「こるめーる」でレッスン日程やイベント開催スケジュールをいち早くご案内しています。
>>>こるめーる登録ページ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

KOLME妹。東京都出身。webデザイナー兼プログラマー発、アパレル経由、KOLMEの裏方兼フォトグラファー(何でも屋)。感覚と論理の世界を行き来する末っ子は、新しいもの好きのマイペース人間。好きな場所は、本屋・ホームセンター・日暮里繊維街

目次