夏ですか?ってくらい暑い日が続いてましたね。10月なのにね。
車を走らせていると中学校では体育祭が行われていたりして、校庭には風に揺れるコスモスが。
暑いとは言えども秋だなあと感じています。
市場でも実ものが出回っていたりして、大好きな季節がやって来ました。
ディプロマコース卒業後、試行錯誤しながらマイ仕事をしています。
コース受講中にはアドバイスを師匠の和子さんに乞う事もたくさんあったけれど、ここは自分で答えを探さねば!と、かなーり踏ん張ってみました。
自分を信じる
コルメで花を選ぶのと市場で探して自分のイメージの花を選ぶのと、根本は同じなのでょうが、自分の視界の中に選ぶべき花が並んでいるのと、市場の20もある仲卸さんで、先ほど見てきた頭の中の花と今見ている花をバランス良く組み合わせる、というのが難しく、時に思うようにいかない事もあります。
ディプロマコース受講中は悩むとコルメの Kazuko さんにアドバイスを求めてしまいましたが、ここは踏ん張りどころ、と。
自分でわかるまで「わからない自分」と向き合ってみようと思いました。
市場で買ってきた花を束ねてみて、あれ?なんだかイケてない・・となる事があります。
花選び、失敗?
色合わせは悪くないけど・・
そんな時は選んできた一番最初に戻って、イメージを再現します。
自分はなぜこの花を選んできたのか?
この花をじっくり観察。
頭の中でイメージし直し、花々の高低差を変えてみたり、葉を間引いてみたり、枝の切り分けをやり直したり。
あるいは色はもう少し薄いほうが良かった、と思うこともあります。
しばらく時間はかかりますが、これも自分で悩んで、気づいて初めて自分のものになる、そんな気がしています。
もうだめだー!と諦めそうになるけど、自分を信じて試行錯誤すること、今の私には一番必要なのかも。
脱皮!?
早くできるようになるためにたくさんレッスンを受けることが必要・・そんな風に思っていた時もあったけど、産みの苦しみを味わうということも必要ということなのですかね。
サナギから蝶になるとき、脱皮するのにとても大変そうですが、羽を早く広げられるように手伝われてしまった蝶は一生飛べることは無いのだそう。もしかして私、蝶になれるかも(笑)?
まだ脱ぎ切ってないですけど。
そうは言っても、全部自分で!と抱え込み癖もある私。
抱え込んでしまっているのか、脱皮しようとしてるかの区別はきちんとできるようにしないといけないですね。
Kazuko さん Michiko さんが心配して声をかけてくれました。
仕事始めはサポートが必要なのだと。本当に有難い(泣)。
でももう少し頑張ってみようかな。
一日花屋
価格付けで悩んでいたのは先月もエッセイに書かせていただいたのですが、なんとなく自分の中でアイデアが固まりました。
植物を身近に感じていただくために一本でもお花を飾って欲しい。
その思いを実現させるならばイベントやポップアップで出店させてもらうしかないなと。
自分からアプローチするのがとても苦手な私はポップアップ先を探すのも一苦労ですが、やれることからやっていこうと決めました。
今回の出店先はとある一日花屋さんとの出会いから繋がり、出店させていただくお店の方にも背中を押して頂いて実現することになりました。
本当にご縁に感謝いたします。
出店先は投稿の最後にお知らせしますね。
やっぱりパリスタイル
私の学んだパリスタイルブーケは、30~50本程度のグリーンとお花をたっぷり、バサッと束ねます。
花とグリーンの織り成す独特の雰囲気、花と風を束ねる空気感。
それに魅了されて学んできたわけです。
このブーケをできれば多くの方に味わってほしいと思っています。
お値段がお手軽、というわけにはいきませんが、私が初めてパリスタイルのブーケを束ねた時のような幸せ感を味わって欲しいのです。
束ねたブーケは自分自身。
ブーケを丁寧に束ねる事は自分自身を丁寧に扱うこと、そして自分自身を表現すること。
アクセサリーを買うように、素敵な洋服を買うように自分へのご褒美として束ねてみてほしいと思っています。
パリスタイルの花の世界観を伝えるのは一日花屋スタイルとは別に、ワークショップとしてやっていこうと考えています。
今月は出張ワークショップをさせて頂くことに。
日程などのリクエストはプロフィールのインスタアカウントやメールにてお問い合わせ頂ければ幸いです。
私のエッセイは今回が最後となります。
エッセイを書く機会を与えて下さったコルメの Kazuko さん Michiko さん本当にありがとうございます。
そして拙い文章をお読みくださった方々にこの場をお借りしてお礼を言わせて頂きます。
本当にありがとうございました。
引き続きインスタでは発信していきますのでよろしくお願いいたします。
出店情報 一日花屋
10/30㈯ 11:00~15:30
MICHIYAさん軒先にて
習志野市津田沼5-10-9
前回のエッセイはこちら