20年くらい前、KOLMEから水天宮までママチャリを漕いだことがありまして。
その帰り、六義園の正門まで行ったのに、入場せずに帰ってしまいました。
なぜママチャリを漕いだのか?なぜ水天宮〜六義園だったのか?は未だに不明です。
ただ、六義園に入らなかったことはずっと心に残っており、「やりたいことリスト」の項目に入れていました。
2020年を終える前に、リスト項目を一つでも消化しようということで、六義園。
行ってきましたよ。
六義園…こんなにいいところだったんだ!
行ってよかった!
ということで、本日は「六義園」の紅葉をお届けしますね。
六義園
JR山手線、駒込駅から徒歩7分。
六義園は、1702年に川越藩士・柳沢吉保によって築園された庭園です。
明治時代に岩崎弥太郎の別邸となりました。
昭和13年に東京市に寄付されたのち、国の特別名勝に指定されました。
柳沢吉保って、「大奥」のドラマで北村一輝が演じていましたよね。
なつかし〜。
訪れた日は紅葉繁忙期間中ということで、事前予約が必要でした。
臨時開門中の染井門で予約画面をチェックしてもらったのち、入場券を購入して園内にGO!
紅だー!!
と叫びたくなる紅葉。
紅葉だけでなく、かっぱの足あと(見たことありませんが…)ちっくな落ち葉も。
クリスマスカラー発見
写真右側に建つ平屋の心泉亭は、普通の人も利用可能。
歌会とかしちゃうんですかね〜。
休憩所兼売店にはおしるこもあります。
葉っぱの青々しさといい、張りといい、艶といい、「手入れが行き届いた」のお手本のような松。
雪吊りされた松も。
竹の曲線と縄の直線のコンビネーション。
実用性と美しさの両立にほれぼれします。
こちらの藁、オシャレのために巻いているのではなく、「菰(こも)巻き」と呼ばれる害虫駆除法です。
松の幹に菰(こも)の中へ害虫を誘い込んで越冬させ、3月啓蟄の頃に藁を外し、害虫と一緒に焼却するのだそう。
千鳥橋
金色のイチョウと、紅いもみじ。
秋だ〜(12月ですが…)。
吹上茶屋で抹茶と上生菓子のセットをいただきました。
奥の生菓子はゆず、手前はいのししでしょうか?
柳沢吉保も池を眺めながら一服したのでしょうかね。
まだまだ散策は続きます。
ふと現れる蛍光オレンジ色の木。
これも自然の色なんですよね〜、不思議。
数ある兼六園の橋の中でも紅葉シーズンの見どころ、山陰橋。
対岸から山陰橋を狙うカメラマン。
藤代峠は園内で一番高い築山で、標高35メートル。
山頂からは園内が一望できます。
つつじの季節もきっときれいなんでしょうね。
山手線の内側にこれだけ見ごたえのある庭園があるなんて、東京に住んでいても知らないことばかりですね〜。
六義園は、都立文化財9庭園の一つなんだそうです。
ほかの8つの庭園(浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、旧岩崎邸庭園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園)にも、俄然興味が湧いてきました。
2021年の「やりたいことリスト」には、「都内の9つの庭園をコンプリートする」を加えねば!
次の目的地は浜離宮恩賜庭園♪