10月のレギュラーレッスンレポートです。
秋はバラのシーズン
季節を問わず手に入れやすいバラは、一年に3回春・初夏・秋が開花シーズンです。
春・初夏はバラ以外にカワイコちゃんたちがいるので、レッスンでバラを使うことはほぼありません。
そこで秋にバラを使うのがKOLMEレッスンの定番になっています。
KOLMEのブーケは枝ものやグラミネたっぷりの野性味あふれるスタイルが得意ですが、
今月はグリーン少な目のややクラシカルな印象のブーケに挑戦していただきました。
大きな顔の花の扱い方
今月は顔の大きな花や面になっているものが多く、全体のバランスを取るのが難しかったですね。
そんな時でも最初に全ての花材を見て、自分なりに仕上がりのイメージと、そのための設計図を頭で描いてみることがポイントです。
束ねる時は、花材を入れる位置と向きを決めて進めていくだけ。
目の前の自分ワールドを一つ一つ作って、できたらブーケを回して次のスポットを作っていく。
頭を使って、自分の「これいいじゃん💛」を拾って、テンポよく束ねていきましょう。
全ての花材が束ねられたら、全体のバランスを見ながらお直ししていきます。
私たちがやっていることはアートです!
アートって完璧を求めて作っていきますが、完璧なものができることってまずありません。
私たちがやっていることは製品を作るのではなく、アートです。
自分の感性が全て。
その感性をカタチにするためのテクニックを、レッスンでは身に付けられるようにしています。
感性とテクニックのバランス。そこに自信が加わったら最強!
仕上がりのブーケを見て「ここがイマイチだったわ。」と思うこともありましょう。
でもね、そのイマイチポイントも実はチャームポイントだったりします。
視点をほんの少し変えるだけで見え方も変わってきます。
花はカタチがあるので、仕上がり後でも作品に手を加えることができます。
でも、音楽や演劇は表現したそばから消えていきます。
上手くいかなかったことがあったとしても、それを引きずることはナンセンス。
過ぎたことはどうしようもない。
流れているパフォーマンスを大事に、一瞬一瞬に魂を込めています。
花を束ねる際はそういう緊張感はありませんが、
束ねている瞬間を大切に花と向き合えば
イマイチポイントができちゃっても、ぜんぜーんコワくない!
だって、その瞬間はそれがいいと思ったんですもの♪
スパイラルができてない?
だって、まだお花経験が浅いからしょうがないよ。
これが今の私の実力よー!
それ以上でも、それ以下でもありませーん。
なんだか脱線しちゃったけど、今の自分と向き合いながら楽しくアート(ブーケ作り)しちゃいましょう♪
今月の花材
・バラ(アンビール・しずく・マーブルパフェ・キャラメルアンティーク・ブルゴーニュ)
・スプレーバラ(ヴィンテージレース・マーブルパフェ・フェアビアンカ)
・アンスリウム(テラ/ブレビア/ラムール)
・ルドベキア/スカビオサ
・レインボウ岩南天/ヒメリョウブ/ヒペリカム
・ベビーハンズ
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。
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