自分の好きなことで人生にチャレンジしたい方のためのディプロマレッスン。
パリスタイルブーケの基本から応用・自分のビジネスについても幅広く学んでいきます。
花の制作では、ご自分の個性を花で表現できる様に工夫しながら作品づくりをしています。
今回の学びのポイントとともに、レッスンの振り返りをしていこうと思います。
形が特徴的な花の組み合わせ方
今回のディプロマレッスンでは、形が特徴的な花の組み合わせ方が制作のポイントとなりました。
大きな楕円形の花は束ねるのが大変。と悩んでいる方がいらっしゃると思いますので、形が特徴的な花の組み合わせ方と束ね方についてお伝えします。
イメージが難しかったら絵を描いてみよう
これから作るブーケのアウトライン(輪郭)の中に、全ての花材を隙間なく収めるように考えます。
例えば、紙に直径15cmぐらいの円を書きます。それをブーケのアウトラインとします。
その円の中に、直径4cmぐらいの楕円・立て5cm横1cmぐらいの縦長の長方形・直径2cmぐらいの丸それぞれ5個ぐらいを書き入れてください。各々が少しぐらい重なっても円からはみ出しても気にしないでください。
最初に書いた直径15cmの円の中に全部の形を書き切れましたか?
そのように、空間の中に形をはめ込むイメージで束ねてみてください。
形と形の間の隙間に葉っぱやグラミネ(イネ科の植物)を入れたらブーケになる仕組みです。
実際の花に置き換えてみる
実際の花を先ほどの図に置き換えてみましょう。
例えば、楕円はダリアや菊といった花の顔が大きくて平べったい面の花。
長細いお顔の花はデルフィニウムやスナップなど、
面の花と長い花をつなげてくれる中ぐらいの大きさの花はポンポン菊や、ニゲラなど(丸)、それに葉ものや枝もの、揺れる花材などををプラスしてください。
束ね方は、アウトラインの中にそれらの花材をバランスよく配置するために、花を内向きにしたり、花の上にできた空間を見せ場にしたり工夫を重ねていきます。
花を観察して、どの部分をどう見せるか。
その花の周りにはどの花材を配置するのが良いか。
小さなところまで計算しつつ、全体のバランスを見ながら束ねていきます。
ブーケのアウトラインに全ての花がバランスよく配置されていたらOKです。
発想を変えれば難しいが面白いになる。
「こんな変わった形の花をどう束ねたら良いかかわからない。難しそう。」
そのように思うことはよくあると思います。
でも、花や枝は全て自然のものなので、どんな組み合わせだってありですね。
アウトラインも先ほどは決めましたが、自分で自由に決められます。
「あんな感じの作品にしたい!」という思いさえあれば花も答えてくれるし、見る人にも伝わります。
作品を作る際は「難しい」という思いを「面白いかも」に変えてみてください。その好奇心が新しいアイデアを運んでくれるかもしれません。
ディプロマコースレッスンでは様々な形の花材を使いこなせるように、組み合わせはもちろん、束ね方も工夫して作品づくりをしていきます。
自分の好きなスタイルは目をつぶっていてもできるので、レッスンでは好きプラスちょっと冒険するものを取り入れて、個性をどんどん引き出していってくださいね。
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。
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