KOLMEのディプロマレッスン2019年10月のレッスンレポートです。
まもなく卒業を迎えるディプロマ生・あやさんが市場で実際に自分で花材を仕入れる、市場研修からスタートしました。
市場研修と花材選び
ディプロマレッスンでは、一人で全ての花仕事ができるようにカリキュラムを組んでいます。花市場での仕入れ研修もあるので、独立しても一人で市場へ行くのが怖くありません。
チョイスしたそれぞれの花材の説明をしています。
水揚げの仕方から、花材の特徴、どのように使うのが効果的か等々、一つの花材だけでもお話しすることは山ほどあります。
変わり種グリーン。葉がわさわさしているものを、どう使うか。腕の見せ所です。
頭をフル回転させてネトワイエ
作品作りの前の花材の下処理。(ネトワイエ)ただ葉をむしるだけではありません。
この花はどのように使うか、瞬時に判断していきます。
パリスタイルの花でなくてはならないグリーン。
作品の中でグリーンを引き立てるには、ネトワイエの時によく見て、手際よく切り分けなどをしていきます。
ネトワイエの段階で、作品の半分はできたも同然です。
それぞれの花材をチェック&下処理しながら、頭の中で完成図をイメージするまでがネトワイエ。
パパっと作りましょう!
花材の準備ができたら、あとは束ねるだけ。
パパっとやりましょう!と、毎回言っていますが、なかなかそうはいかないようです。初めてのスタイルだと、思っていたように進められません。
順調にブーケを束ねていると思いきや・・・ん?!何かがおかしい。
そんな時は大抵、手の持ち方や花材の入れ方など、基本的なところでつまづいています。お花の経験者さんは、知らないうちに変な癖がついてしまっているので、それを早めに気づいて直すことが今後の上達にもつながります。
ブーケはただ束ねるだけではなく、自分のストーリーを花に託して作り上げていきます。「花たちと会話してみて~」なんて言ってる場面かな。
今回はあえて難しい花材に挑戦したMさん。
想像以上の難しさでしたが、私のアドバイスをしっかり自分のものにして最後までやり遂げました。そのハートが大事ですね。
ディプロマ生の作品
バラはわき役に回ってもらって、グリーンたっぷりのナチュラルブーケ。
投げ入れスタイル。コツをつかむのが結構大変です。
墨色というか、なんとも言えない色に市場でノックアウトのあやさん作。これに赤いランを合わせるのがニクイです☆
こちらはスッキリ青系の花をメインにまとめました。
ハロウィンカラーの菊に明るいグリーンを合わせて、軽やかな雰囲気に。
とても難しかった紫陽花のブーケ。タラスピ(ぺんぺん草)と悪戦苦闘していました。
ディプロマ卒業後に向けて
お花の後はビジネスセッション。月に一度のセッションでは、否応なしに目的を再確認させられます。目的が漠然としていても、卒業ワークショップはあるわけで(開催しなくても結構です。)それに向かって今、何をすべきか。
卒業後の明確な目標がある場合は、タスクを整理してできることを進めていきます。
KOLMEのモットーは、無理をしない。やりたくないことはしない!
いい加減なようですが、長く続けるには基本中の基本の心構え。できることをコツコツやっていけばカタチになります。
できないことは人に任せる。というのも仕事をするうえで必要なこと。そんなこんなを話しています。
自分の可能性を見出す
ディプロマレッスンでは花のスキルはもちろん、内に秘めた可能性をどんどん開花させていただきたい。最初から高度なレッスンを提供しておりますが、挑戦することが何よりも大事。
失敗なんて、自分が失敗と思わなければ失敗でもなんでもありません。
花でも仕事でも、そんなマインドが当たり前になって欲しい。自分で仕事をしていくということは、そんなおおらかさが必要です。
KOLME姉妹があなたの可能性をどんどん引き出すお手伝いをしていきますので、将来の自分を想像してワクワクしてください♪
自分が「こうなりたい!なるんだ!」と思えば必ず実現しますョ。
ディプロマコースレッスン無料説明会受付中です
まずはトライアルレッスンで実感してください♪