ディプロマコースレッスンレポート 2019年4月

KOLMEのディプロマレッスン2019年4月のレッスンレポートです。

ディプロマレッスンでは ご自分で花材からチョイスして オリジナリティー溢れる作品をお作りいただきます。

こちらのお仕着せではなく、ご自分の想像力をフルに生かし、イメージに近づけるような花選びから始めます。
「この花かわいい!これをたくさん使いたい!」となっても、他の作品や他の人との配分も考えていく必要があるので、この花材選びはディプロマレッスンの中で最も重要な時間です。

ブーケの花材を選んだら、次は各花材ごとにネトワイエ(下処理)をしていきます。
最初はどの程度葉っぱを取ればよいのか自信がなく、その都度聞かれていたのですが 今ではある程度ご自分で分かるようになり、確認のため聞く。 という状況になってきています。

ブーケの作り手によって作品のイメージは違います。
花の葉っぱを多く使いたい場合もあるし、枝分かれしたものの切り分けも、どれぐらいのサイズのブーケで、その枝をどう見せたいかによっても方法は変わってきます。
ネトワイエ(下処理)をしっかりしておけば、束ねるのがとても楽になります。

さて、やっと束ねることができます。
ここまでくればもう簡単!と、言いたいところですが・・・
感性の赴くままにパパパっと束ねるのは至難の業です。
あれこれ考えを巡らせ頑張ってみるものの、思い通りになってくれない。
むしろ思いとは逆になってるのではー?!泣
なんてことも!

焦らず、気持ちをゆったりと大きく構えていれば、手が勝手に動いてくれるものです。
そのための訓練。
頭の中をなるべく空っぽにして、最低限のポイントだけを注意して束ねるがコツ。
その繰り返しです。手が慣れるまで数をやれば、自然とできるようになります♪

とても太く、やわらかい茎の花をチョイスして悪戦苦闘しました。
手は疲れるは、思い通りに束ねられないは・・・投げやりになってしまいがち。
お気持ち痛いほど分かります。
でも、最終的に私が完璧に仕上げることはいたしません。
ちょちょっと手を差し伸べて、テクニカルアドバイス&つまずきポイントをお伝えすれば
あとはご自分でできます。
最後まであきらめずに仕上げていただきます。

お花レッスンが終わったら、次はビジネスセッション。
目標があっても、準備や仕事の進め方は個人差があります。
主婦やお母さんだったりすると家事や子育てが忙しく、思うように時間が作れなかったり、それ以外にも気持ちが乗らない。なんてことも人間ですから多々あります。
状況に応じて、その時にできることを無理なく楽しくやって、仕事に役立てていけるようMichikoがナビゲートしてくれます。

先月の宿題で、がんばってみたけどどうしても分からないことがあり質問していましたが、その答えに一同「なるほど~!笑」
Michikoの説明は理屈っぽいけど、例えがユーモラス。(たまにマニアックすぎて???となることもあるけど。)
眉間にしわを寄せて真剣に考えてやるというスタイルではなく、あくまでも自然体。
無理はしない。でも本質は押さえておくよ。みたいな。
心強い存在です。

ビジネスセッションも終わり、ほっと一息ついたところで課外授業。
フローリストナイフがうまく使えないということで特訓です。
花材の水揚げには欠かせないフローリストナイフなので、使い方をしっかりマスターしてくださいね。

ご自分が思うようにはなかなかいきませんが、一歩ずつ確実に進んでいます!
気持ちをフラットに持って、目の前にある課題を淡々とこなしていきましょう。

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花の仕事を始めようと、ひとりでがんばってきたあなたへ。ずっと好きだった花。「いつかは花で仕事をしてみたい」と、ずっと思ってた。その「いつか」のために、本を読んだり動画を見たり、資格を取ったり自分なりに勉強してきた。だけど、知識ばかりが増えてしまい、何をどうしたらいいのかわからなくなってしまった。そうこうしている間に、一年経ち、二年経ち…。代わり映えのしない日々が続いている。でもふとした時、頭に浮かんでくるのはやっぱり「いつか」のこと。わたしにはどれだけ花のスキルがあるのかわからない。仕事にする...

まずはトライアルレッスンで実感してください♪

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。

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