滞在したアパートは左岸の7区。
付近で土曜日に開いているマルシェを探したところ、サックスブルトゥイユを発見したので行ってましきた。
屋台の屋根の先にそびえるのはエッフェル塔。
「パリのマルシェに来た!」って実感が、いままででいちばん湧きましたね〜。
大きすぎず、小さすぎずの規模やお店の数もちょうどよかった!
こちらのマルシェで切り花を購入したので、アパートで花束を作ってみました。
今回はその模様と、「マルシェで花を選ぶときにココを見ると新鮮なものが買えるよ〜」というポイントをお届けします。
Marché Saxe-Breteuilサックスブルトゥイユのマルシェとは
メトロ6号線、Sèvres-Lecourbe セーブル・ルクルブ駅から徒歩5〜6分ほど。
7区のサックス通りにあります。
この駅周辺に来たのは今回が初めてです。
ロータリーを挟んで隣の通りにはMori Yoshidaがあるあたり、お土地柄の良い住宅街なんでしょうね。
マルシェには、生鮮、加工食品、お惣菜といった食料品はもちろん、アクセサリー、リネン、家具など生活に必要なものが一通り揃っています。
出店数はラスパイユに近いなあといった感じ。
マルシェで花を買う
花屋さんは3軒くらい
アリーグル、バスチーユ、ラスパイユのマルシェと比べると、全体のお店に対する花屋の割合が高い気がします。
その中の1軒に足を止めました。
準備の真っ最中にもかかわらず、お客さんがどんどんやってくるんです。
値札もまだついておらず値段や何本売りかがわからなかったのですが、居合わせたマダムに教わりながら購入できました。
困っていると必ずだれかが声をかけてくれるのがパリ、だよなあ。
選んだ切り花で、お店のムッシュがブーケを束ねてくれるサービスもあるみたいです。
どんな風に束ねるのか見てみたい気もしますが、今回は切り花のまま持ち帰りました。
マルシェの花でブーケを束ねる
購入した切り花
左からケイトウ、グリーン(ベビーハンズに似ている)、デルフィニウム、ニゲラ、カラー
アパートに戻ったら、包装をといてすぐに水揚げをします。
バケツがないので、鍋やペットボトルを総動員です。
2時間ほど水を吸わせたのち、いよいよブーケを束ねます。
この様子はインスタライブで配信したので、ご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
(アーカイブ配信の期間は終了してしまいました。残念!)
マルシェで花を選ぶときはココを見る
野菜はスーパーよりもマルシェのほうが格段に新鮮だと聞きますが、花はどうですか?
という質問を、生徒さんからたびたび受けます。
う〜ん、正直なところ、仕入れる曜日やその時期の気候も影響するので、マルシェのほうが鮮度が高いとは一概には言い切れないんですよね。
花屋さんでは、お店の人が状態の良い花を選んでくれることがメリットだったりもしますよね。
マルシェだと基本的に自分の目で確かめて選び取る必要がありますし。
(すべてのお店、マルシェがそうとは限らないところがまた難しい……)
それでは、マルシェで新鮮な花を選ぶにはどうしたらいいのでしょうね?
私達はこんなところをチェックして選んでいますよ〜。
- 張りがある
花びら、葉っぱがピンと張っている、くたっとしていない。 - 色艶がいい
花と葉っぱ全体の色が鮮やかで、自然な艶がある。 - 茎の先がバサバサしていない
茎の切り口の繊維がふやけておらず、まとまっている。
野菜の見極めと似たりよったりですね。
もちろん、お花屋さんやスーパーで選ぶときも意識するポイントは同じです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【サックスブルトゥイユ】
住所
37-31 Av. de Saxe, 75007 Paris
営業時間
木7:00~13:30
土7:00~14:30
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