シンガポールの花屋さん 23年8月

こんにちは、Kazukoです。

今回のシンガポールでは、花屋さん情報は事前にチェックをしていなかったので、行った先で見たお店をご紹介します。

目次

スーパーマーケットのお花コーナー

日本のスーパーでは、仏花を中心とした商品が多い印象ですが、海外では家で飾るのを前提としているので、お花屋さんのようなセレクションです。

こちらのスーパーでは、ネイティブフラワー、カサブランカ、菊、アリストロメリアなど、割と暑さに強い花が多かったです。
そして驚いたことに、生花以外にドライの花、葉っぱだけのものが売られていたということ。
バリエーションが豊富なので、好きに選んで、ブーケを作ることもできます。

気になるお値段は、1束1000円前後。
5束も揃えれば、なかなか面白いブーケやアレンジメントが作れそうです。
お値段と品揃えは、束になっている花を自由に選べる「ユニクロフラワー」に似ていると思いました。

ショッピングビル内の花屋さん

多種多様なブーケが前面に並び、奥の方にアレンジメントも少し販売されていました。
ラッピングまでされているので、時間がなくてもすぐにおしゃれなブーケを買うことができるのが便利です。

品揃えは、花が多めのブーケ、グリーン(葉っぱ)が多めのブーケなど、多様なニーズに応えられるように用意されていました。
微妙におかずの種類がちがう「お好み弁当」がたくさん並んでいる、のブーケバージョンで見ているだけで楽しかったです!
束ね方は、花の高さを揃えたスタイルが多くみられました。
グリーン多めのブーケでも、あまり花材の高低差を出していないように感じました。

東京の駅ビルなどに入っているお花屋さんに比べると
・ブーケは大きめ(見た感じ、直径40cm、長さ50cm~)
・値段のバリエーションは少なく、10,000円ぐらいのものが中心
でした。
お店の奥の方には切り花も並んでいたので、予算を伝えればそれに合ったものを作ってくれるのかもしれませんね。

町の植木屋さん


町の商店がいくつか立ち並ぶ一角にあった植木屋さんです。
南国らしい植物が多く、観葉植物が屋外に置かれているのを見て、気候と植物の相性の良さがわかります。
植物たち本来のエネルギーが出ていて、生き生きとしていたな〜。

温かい環境が好きなアンスリウムや蘭などは元気もりもり!
葉っぱは瑞々しくて張りがあり、日本のお店で大事に販売されているものとは元気レベルが違いました。
大きなレモンの木など。
無駄に欲しくなります。

小さなアレンジメントから思うこと

とあるカフェの化粧室に置かれていたアレンジメント。
右後ろのカーネーションが折れているのに加え、お疲れの花もあります。
それを見て、あなたはどう思いますか?
私は、おおらかで微笑ましかったです^_^

花の美しさは見る人それぞれが感じるものなので、正しい美しさなんてありえないですよね。
茎の先端が折れている花だって、それを良しとすれば成り立ちます。
花は一種のアートですもの。

数種類の花を組み合わせたブーケやアレンジメントは、枯れる速度がそれぞれ違うため、作った直後の鮮度のバランスをキープするのは不可能です。
鮮度の差をどうするかはお好み次第なので、枯れるまでブーケの一部とすることもできるし、傷んだものは取り除いていくこともできます。
つまり、自分が良しとすればそれが全てです。

南国ならではのおおらかさもあるのでしょうが、それぐらいの気持ちで花と付き合えると楽しくなりますね。
化粧室で目にした小さな花から大切なヒントをもらいました。
気持ちを大きく、日々を過ごしていきたいですね!

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。

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