8月最後の週に、7月から受講開始したディプロマ生のビジネスセッションがありました。
暑さで生花の需要が落ち込む8月はフラワーアレンジメント実習がお休みのため、セッションで生徒さんがこれから始めたい花の仕事について、生徒さん・Kazuko・Michikoの3人でじっくり話し合いました。
レッスンとレッスンの間に何、しました?
冒頭、前回のレッスンからセッション当日までの1か月間を生徒さんに振り返ってもらいました。
花市場の見学に行き、想定外の事が起きた。サイト制作を考えており、ドメインやサーバーについて調べた、などなど。着実に前に進んでいるようです。
今までの振り返りと、いま興味を持っていること・最終的なゴールを3人で確認した結果、「まずはサイトを作ってみよう」ということになりました。
順序が逆でも最後に帳尻が合えばいいんじゃない?
一般的には、サイトを作るためには最初にサービスのコンセプトや内容、価格を決めます。しかし今回の生徒さんの場合は、サイトを作ってからサービスのあれこれを決める、逆の流れです。なぜか?
彼女にはプログラミングの経験があり、ワードプレスにも抵抗がありません。花のレッスンが休みの間に情報発信できる土台(=サイト)を用意して、秋以降は花の作品やサービス作りを進めたらスムーズかもしれないからです。
夢を叶えるためには常に動いて「時間」の密度を高めることが必要不可欠です。順序にとらわれて動けなくなり、時間が失われるくらいなら、順序を逆に変えてしまえばいいんです。
今できること・自分の好きなことから始めて、最終的にカタチにする!という柔軟性も、サイト作りから学べるといいな〜。
ブーケづくり、わたしの仕事づくり、根っこは同じ
人って本当に、ひとりひとり違う個性を持っていますよね。「花の仕事する」というゴールは同じでも、そこに至るまでの過程はバラバラです。
この感じ、バラエティ豊かな花材でブーケを束ねるのと同じなんですよね。ブーケ作りに正解はないし、誰かのブーケが誰かのブーケよりも優れているなどの優劣もありません。
生徒さんが自分の「らしさ」を花とビジネスで表現できるように、ディプロマコースレッスンに全力投球する!と、思いを新たにしましたよ。
来月からブーケ実習が再開します。どんな作品ができるか、今から楽しみです。