こんにちは。
ルトロワのユキです。
あっという間に立春ですね。
今年は暦の上だけでなく、本当に春が来たかのような日も多く驚いています。
また流行り病も心配ですが、体も心も整えて元気に乗り切っていきたいですね!
前回の記事で「今年の目標」を表明しましたが、そのうちのひとつ「月に一度は芸術鑑賞をする」を実践しました!
しかも2月は一度ではなく二度、子供たちとコンサートを楽しむことができました。
これを1年間続けたらどうなるのか、ますます楽しみになってきましたよ〜。
世界まるごとクラシック2020〜ニッポン!チャ♪チャ♪チャ♪〜
こちらのコンサート、2008年からスタートして今回は12回目の開催だったそうです。
青島広志さんが中心となって「イージー、クラシックカモン‼︎」を合言葉にしているというだけあって、お話しあり、イラスト解説あり、踊って、歌って、観客参加型の楽し〜いコンサートでした。
このコンサートに出掛けたきっかけは、ピアニストYouTuberでもある角野隼人さんがゲスト出演される!というのを知ったことでした。
角野さんはかてぃんというお名前で、クラシックだけでなくゲーム音楽なども素敵にアレンジしてYouTubeに動画を上げていて、ピアノを習っている息子はもちろん、娘もかっこいい♡と言ってファンで、一緒に見ているうちに私もファンになりました。笑。
角野さんが演奏されたのはラプソディ・イン・ブルーとクイーンメドレーの2曲。私はピアノコンチェルトを鑑賞するのは初めてでしたが、ピアノの音色ってこんなに心に響く音だったんだ、と気付かされ、オーケストラとのハーモニーも一音も聴き逃したくないくらい、真剣に集中して聴いていました。
きっと息子は舞台の真ん中でピアノコンチェルトを演奏する将来の自分の姿を想像したに違いありません。イメージの刷り込みはばっちり完了です。笑。
オーケストラはシアターオーケストラトーキョーが出演。普段はKバレエカンパニーの公演で演奏しているオーケストラですので、バレエ音楽も軽快に演奏してくれました。
「白鳥の湖」の4羽の白鳥の曲のときには娘は目を輝かせて足やら手やらを小さく動かしていました。こちらは確実に4羽の白鳥を踊っている将来の自分の姿を想像したに違いありません。笑。
帰りには角野さんにサイン会の列に並び、順番が来ると元気よく「いつもYouTube見てます!」という娘。
息子は、ドキドキしすぎて強張った顔で角野さんを見つめ、最後は娘に肩を組まれて撤収。笑。
帰宅してからは2人ともテンションが上がって「かてぃんすごかったね。」「かてぃんに会ったね。」と盛り上がってました。
憧れの人に会えて嬉しかったね!
私もクラシック初心者だけど楽しかったな〜。
石井希衣フルートリサイタル〜ウィーンフィル首席チェロ タマーシュヴァルガ氏をお招きして〜
こちらは、自宅から近くで子連れで聴けるコンサートを探していたところ劇場ウェブサイトで見つけました。問い合わせ先にお電話してみると、近くのお寺(観音寺)のご住職さんに繋がりました。チケット購入のため観音寺にお伺いして、少しお話を伺うとお寺の本堂にピアノがあり、そこでもコンサートをされたりしているとのこと。
観音寺は四季折々に咲く花や紅葉が美しく、とくに紫陽花や牡丹が有名なのだそうです。
近くにこんな場所があることを知れたり、お寺のご住職さんとお話できたり、ひとつ行動を起こしてみると意外な展開もあるものだなと感じました。
このフルートリサイタルはつくばフルートコンクール優勝の副賞としてのコンサート。
フルートのことは全然分からない私でも、コンクール優勝者の石井さんが音楽の中に入り込んで、体じゅうからエネルギーを発しているような演奏には鳥肌が立ちました。
子供たちが前方の座席で見たがって2列目で鑑賞したのもあり、演奏される方の息づかいまで感じ、迫力ある演奏を体感しました。
私一人だったら、もっと後方で観ていたと思うので、子供たちのおかげでよい体験をさせてもらいました〜。
ありがと〜う!
熱量って伝わるものですね
2つのコンサートで共通して感じたのは「舞台から発せられる熱量」。
そしてその熱量が人の心を動かすんだなと思いました。
舞台に立って演奏している方は音楽が大好きで、心から音を楽しんでいて、熱いものがあって、それを観客である私たちにも伝えたい!という思いがひしひしと伝わって来たんです。
言葉にしないと伝わらないこと、言葉にしたほうがよいこともありますが、言葉以外でも人を元気にしたり、前向きにしたりすることってできるのですね。
舞台に立つ人はやっぱりすごいわ〜と思います。
ついでに私にはできないわ〜とも一瞬思いました。
ん?でも私にもできることってあるかも?
熱量をもって全力を出し切りたい
私は舞台に立つことはできないかもしれないけれど、ブーケを作ることはできます。
ブーケを通して人の心を動かせる可能性があるのですよね。
ただし、私の熱量が足りないと人の心を動かすことはできないのだと思います。
熱量を支えるものとして、自信やプライドがあって、それを支えるのは日々の過ごし方や鍛錬だと思うのです。
全力投球ってなかなか難しいとは思うのですが、全力を出し切るための要素は2年前よりも1年前よりも揃ってきていると感じています。
とはいえまだまだ足りないと思いますので、もっともっと大きな熱量で全力投球できるよう1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
子供たちにも全力で向かっていく経験、たくさんしてほしいですね。
芸術鑑賞、いい肥やしになっています!
煎茶道のお稽古にも地道に励んでいますよ〜。
来月は3月。
卒園、卒業シーズンですね。
ありがとうを伝えたい人に、熱量たっぷりのブーケはいかがでしょう?
決して暑苦しいブーケではなく、春らしいブーケをお作りします。笑。
それではまた来月〜。
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