2019年10月11日にKOLMEで開催された「バラの実のリースを作ろうワークショップ」のレポートをお届けします。 KOLMEディプロマコースレッスンを今年の7月に卒業したユキさんの卒業制作となる本イベントでは、東京だけでなく、千葉や山梨からもご参加いただきました。
これからますます深まる秋をぎゅっと詰め込んだリースワークショップの模様を写真とともに振り返りますよ〜。
「バラの実のリースを作ろうワークショップ」とは?
講師を務めるユキさんは、2018年9月から2019年7月まで、KOLMEのディプロマコースレッスンでパリスタイルフラワーアレンジメントと教室運営について学びました。今年の夏に千葉県柏市のご自宅でフラワーアレンジメントのアトリエ「Le Trois(ルトロワ)」をオープン。現在はギフト用ブーケの販売、定期装花、出張レッスンなどを手掛けています。
本ワークショップでは、秋色に染まるバラの実とシックなグリーンのユーカリを使い、秋から冬への移ろいに心がゆったりと和むようなリースを作ります。
企画からリースのデザイン、仕入れ、情報発信までワークショップの全ての工程をユキさん一人でこなしました。「いつかは花を仕事にできたらいいな…」という思いが現実になる記念すべき日です。
「バラの実のリースを作ろうワークショップ」
ワークショップは10時30分開催ですが、仕入れは朝4時から始まります。
大田市場で合流したKazukoとワークショップ用の花材を仕入れたのち、KOLMEで水揚げ作業に移ります。
花材の紹介からスタート
今日の花材はころんと丸みを帯びたユーカリと、オレンジ色が秋の日差しのようなバラの実の2種類。
ご参加者全員はじめてリースを作られるとのことで、実際に作業をしながら工程を説明します。
自然の加減
パリスタイルフラワーアレンジメントは花材が本来持っている「自然な姿」を大事にします。
ですから、枝を切り分けるときは「一律何センチ」といったように、花材の長さを統一することはありません。
枝の太さや長さが揃っていない枝をリースの土台に枝を挿すときの角度や力加減を、ユキさんが教えて回ります。
リースをいい感じにつくるヒントは子供にある
今ご自分が作っているリースのイメージが混乱して、ご参加者の作業の手が止まってしまう場面も。
そんなときのユキさんのアドバイスは「直感に従って手を動かす」こと。
例えば、子供が絵を描くときは感覚の向くまま画用紙に鉛筆を走らせるので、ダイナミックな絵を時間をかけずに仕上げます。一方大人は「ああでもない、こうでもない」と考えてしまい、なかなか絵が進みません。
リース作りも絵と同じ。手が止まったときは、考えるのを止めて感覚を使うのだそうです。
リース完成
わいわいと賑やかなおしゃべりと、シーンと静まる集中タイムを交互に繰り返すうちにリースが完成しました。
屋内と屋外で撮影です!
ティータイムののちラッピンク。
くじけそうになっても、最後までやりきったワークショップ
みなさま初めてのリース作りとは思えないほど、素敵なリースを作っていただきました。
ワークショップ前は「はじめてのことだらけで緊張や戸惑いもあった」と話していたユキさんも、途中からリラックスした笑顔がこぼれました。
この日のために、一つ一つの課題と丁寧に向き合い乗り越えた結果、みなさまに喜んでいただけるイベントになりました。もしディプロマコースレッスンを習っただけで次の行動を起こしていなかったら、この日ような達成感は得られなかったかもしれません。
今回のワークショップはユキさんにとって、自信に繋がったと思います。
これからLe Troisを続ける中で壁にぶつかった時は、このワークショップでの経験やみなさまが喜んでくれた顔を思い出してくださいね。
ご参加の皆さま、ユキさん、ありがとうございました。
Yukiさんのアトリエ Le Trois(ルトロワ)のサイトもぜひご覧くださいね。
>>>Le Troisサイト
ユキさんのパリスタイルフラワーはこのレッスンから始まりました。
>>>トライアルレッスン
フラワーアレンジメント教室を仕事にしたい!パリタイルのセンスとビジネスの両方が学べるコースです。
>>>ディプロマコースレッスン
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