KOLMEパリ研修2019年の花材調達はアリーグル市場でスタート!研修のまかない担当・あっちゃん、Kazukoと行ってきましたよ〜。花はもちろん、野菜も果物もカラフルな朝のマルシェをレポートします。
アリーグル市場はこんなところ
https://kolme-tokyo.com/marche-aligre-bastilie/
アリーグル市場の花屋さん
5月に旬を迎える花の代表格といえば芍薬。この日の花屋さんでも一番目のつくところにありました。ピンク中心の芍薬の中でKazukoの目を引いたのは、ひっそりと佇む黄色の芍薬と足元で元気に葉っぱを伸ばしていたユーカリです。
屋内市場にある花屋さんでは、店員のお姉さんとビビットな山吹色のフリージアを選びました。
Kazukoの頭の中には黄色いグラデーションのブーケのイメージが広がっているのかな?
色とりどりの野菜
生身の姿でごろっと並んでいる野菜って、それだけで美味しそうに見えますよね。あっちゃんによると、同じ野菜でもお店によって状態や値段が違うので、美味しいものを手に入れるには何軒も回って見比べることが必須なのだそうです。
アリーグル市場はパリ市内のマルシェのなかでも野菜が新鮮でお買い得らしく、お買い物にも一層熱がこもります。
ぱっと見たところどれも違いはなさそうですが、あっちゃんには全て違って見えるのでしょうね。あっちゃんのごはん作りはこの時点から始まっているのです。
のんびりした雰囲気が流れます
スーパーで商品を機械的にカゴへ放り込む買い方をしていると、食べ物が栄養補給のための無機質なサプリメントのように感じる瞬間があります。わざわざパリに来てまでマルシェに行くのは、野菜に触れて、お店の人と話をして、食べ物と自分の身体が結びついていることを再確認するためなのかもしれません。
おじさんにホイホイされた蜂蜜
市場の角でおじさんが熱心に蜂蜜を選んでいる姿に引き寄せられて、スプーン山盛りの蜂蜜を全部で4種類、試食させてもらいました。これらは全て店主のおじいさんが生産・販売しているのだそうです。味の違いはといいますと……、
アカシア:さっぱりしたベッコウ飴の味。
ナッツ:アカシアよりも香ばしい。
百花蜜(春の花):こってり。
百花蜜(夏の花):こってり+酸味がある。
私達をホイホイしたおじさんのおすすめはアカシアとナッツだそうです。でもね、全部美味しいんですよ〜。
え・ら・べ・な・い!
残り時間、この重い瓶を持って歩くのか……。
トランクの中でかさばるんだよな。。。
後ろ向きな思考が頭をよぎる中、
4個で割引だよ〜!
という店主のおじいさんの声で4種類コンプリートしてしまいましたよ。
おじいさんの商売上手にあやかる。
マルシェではあっという間に時間が過ぎてしまいます。花がしおれる前にずらかるぞっ!
マルシェで買った花は、アパルトマンに帰ったらすぐに水揚げしますよ〜。
アリーグル市場 基本情報
【Marché d’Aligre Beauvau】
住所
8 Boulevard Richard Lenoir, 75011 Paris
営業時間
火水木金・9:00~13:00、16:00〜1930
土・9:00〜13:00、15:30〜19:30
日・9:00〜13:30
ウェブサイト
http://marchedaligre.free.fr/
ブーケを束ねる編につづきます
https://kolme-tokyo.com/making-bouquet-marche-aligre/
KOLMEでパリスタイルフラワーをはじめよう
https://kolme-tokyo.com/trial-lesson/