フラワーアレンジメント制作には欠かせない「センス」と「テクニック」の両面を学びながら、自分を表現するアート活動のレギュラーレッスン12月のレポートです。
ノエルのコンポジションスペシャル
毎年12月はグリーンで装飾した花器に投げ入れアレンジの作品をご用意しています。
二部構成になっているこのアレンジは、二つの作品を作るので時間もエネルギーがかかり大変です。
生徒さんの負担を軽くしようとの思いから、花器に入れる花は投げ入れスタイルを提案していたのですが、投げ入れが意外と難しいということに気付き・・・
後半のクラスの方は投げ入れではなく、ブーケを束ねてもらいました。
予想以上にできています!
今回のレッスンほど、生徒さんのできる度を実感したことはありませんでした。
1作品後にブーケを作るのは難しいし時間がかかるだろう。
というのは私が思い込んでいたことで、当の生徒さん達は束ねることに対して何の違和感もなく、スイスイ進めてらっしゃいました。
しかも、いつもより自由で皆さん本当にお上手でびっくりしました。
(苦労して投げ入れしてくださった方々、申し訳ありません!)
安っぽくて子供っぽい花?
パリスタイルの花ってゴージャスなイメージがありません?
高級花材をふんだんに束ねるブーケは、全身をインポートのハイブランドをまとっているのと同じ感覚です。
それが大好きだったのですが、最近は身近な花をカッコよく束ねるスタイルに魅力を感じます。
身にまとうものも変わってきました。
以前は国産ブランドには見向きもしなかったのに、今はその素晴らしさを再確認しています。
(そうなんだよ、私は日本人なのでメイドインジャパンが何よりも心地よい!)
身近な花の代表といえば、カーネーションにガーベラでしょうか。
それらの花に対して安っぽくて子供っぽいといったネガティブなイメージを、いつからか持つようになっていました。
好みはあってもいいけれど、否定はしない方がいいですね。
否定した時点で自分の感性や表現の幅を狭めてしまいます。それはもったいないことです。
そこで、今まで視界に入れてこなかった赤いカーネーションとガーベラをあえて用意しました。
赤いカーネーションって、小学校の時に薄紙で作りませんでした?
その記憶と造花っぽいたたずまいに胸キュン!
ガーベラも大小取り揃えてサイズのコントラストを楽しみつつ、子供っぽくならないように、パリスタイルの洗練されたデザインにするテクニックをお伝えしました。
だから花ってオモシロイ!
今まで使わなかった花材を使うことによって、作品作りの楽しみが何倍にも膨れ上がります。
身近な花だって、組み合わせ次第で洒落たものに大変身しちゃうのですね。
高い花だけが洗練だとかオシャレなわけじゃない。
・・・と考えるとですね、花以外のことも結局そういうことになります。
自分の感性で面白いものを取り入れていくと、新発見することがまだまだたくさんあります。
究極のところ、生きているって楽しー!そんなレベルになっちゃうのでしょうね♪
そんな小さな気づきをKOLMEのレッスンで得ていただければ本望です。
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