2020年10月のディプロマレッスンレポートです。
イメージしてから花材を手にする
花材選びからスタートするレッスン、慣れないうちは目の前にある色とりどりの花で心は大きく揺れ、絞ることができません。
どれも素敵な花だから選べない!
その通り!よーく分かります。
でもそれはお花屋さんで、好きなだけ時間をかけてやってください。
レッスンでは舞い上がる気持ちを横に置いて、イメージに合うう花材を手際よく選んでいきましょう。
グリーン一つとっても雰囲気や表情が違います。
どういうニュアンスのものを作りたいか考えながら、ピッタリのものを選んでいきます。
次なる関門ネトワイエ
花材が揃ったらネトワイエ。
さ~、どう料理していこうかな?
仕上がりイメージをさらに明確にして、一つ一つの花材を下処理していきます。
花の顔、枝ぶり、葉っぱの形・色などなど見ながら、これはブーケのどの辺に使うか。
先を考えながらネトワイエしていきます。
枝ものは頭のトレーニングに最適!
ブーケでこの枝をどう見せたいか。
この枝のどこを見せたいか。
この枝を有効に、ロスを少なく使うにはどう切り分ければ良いか。
感覚と理論を駆使していきます。
全部のネトワイエが終わったら、全ての花材をジャンルごとに分け、次の作業がスムーズにできるように置きます。
日常生活では整理整頓が得意ではなくとも、ここはブーケ作りで重要ポイントです。
ここまでできれば、あとはスイスイ束ねるだけ!
スイスイ束ねるはずが・・・
スパイラルで苦戦中。
理屈は分かってるけど、手が思うように動きません。
手に集中すると花材の位置がおかしなことになっちゃう。
ブーケの視点をしっかり決め、規則正しく並べていく。
わかってるけど・・・
これは練習あるのみ!理屈じゃなくって身体が覚えるまで何度も繰り返していきましょう。
考えるところと考えないところ
感覚を大事にしていただきますが、考えるところはしっかり押さえて作っていきます。
「考えないでやってください!」「そこは考えます!」と、生徒さんに言っててワケ分からなくなることもありますが、ポイントを押さえて自然にスイッチを切り替えられるようになるのが理想です。
花たちを使って自分ワールドを作っていきます。想像力をフルに活用してくださいね。
自慢の作品集
ディプロマ卒業生の彩さん。
自主練習では克服できないポイントを徹底的に見直していらっしゃいました。
自分で手に負えないことは、困った段階ですぐ人に助けを求めるのが効果的です。
長く悩むのは時間がもったいない!
さっさと問題解決してスッキリさせるのが、何事も上手くいくコツです。
花で自分を表現すること
お一人お一人課題は違います。
自分で課題を明確にしてレッスンで強化していく、そんな当たり前のことを繰り返ししています。
ブーケ作りは作り手の個性を表現するので、私が手を出し過ぎないように気をつけています。
自分を表現する。
この一言で全ては片付いてしまいますが、好きにやればいいのとは違います。
微妙なニュアンスを出すことや幅広い作品を作り出すのにはテクニックが必要です。
一朝一夕には習得できるものではありません。
また、花だけただひたすらにやればいいというものでもありません。
自分の中にたくさんの引き出しを持ち、中身も充実させていくことも必要不可欠です。
ディプロマグループページでモチベーションキープ
月に一度のレッスンでできることは限られています。
自分の目標に近づくには、レッスン以外の時間でどれだけ意識を持って行動できるか。
それに尽きるのではないでしょうか。
ディプロマにはグループページがあり、卒業生や受講生と自由に情報交換や意見交換してモチベーションをキープするのに役立ててもらっています。
もちろん私も自主練習した作品に対して講評もしています。
レッスンでは作品作りの勉強をがっつりしながら
奥行きのあるカッコイイ女性を目指し、あの手この手でアプローチしてきます。
私はまだ全然未完成の人間故、生徒さんと共に日々精進してまいります。
まずはトライアルレッスンでKOLMEの世界観を体験してくださいね。
プレディプロマコースレッスン、ディプロマコースレッスンを検討されている方へ、無料説明会を開催しています。お気軽にお問い合わせください。