過去2つのレポートでは、ソウルの花屋さんでブーケを束ねてもらった様子をお届けしてきました。
ソウルには、「いわゆる花屋さん」とは少し異なり、装花やレッスンなどを中心に営業しているスタジオ(またはアトリエ)も数多くあります。
今回はそんなスタジオの一つ、The Rouge(ザ・ルージュ)に行ってきました。
場所がオシャレスポットのど真ん中!
落ち着いているけど可愛らしさもあるインテリア!
素敵なアレンジメントは、やっぱり素敵な場所から生まれるんだな〜。
と、納得の空間でした。
以下、The Rougeのレポートをお届けします。
狎鴎亭(アックジョン)にあるThe Rouge(ザ・ルージュ)に行ってきました
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-5.jpg)
場所は狎鴎亭(アックジョン)エリア。
最寄り駅は地下鉄水仁・盆唐(スイン・プンダン)線狎鴎亭(アックジョン)ロデオ駅です。
清潭洞(チョンダムドン)ブランド通りにはデパートや有名ブランドの店舗が延々と連なっています。
銀座通りの道幅と建物の大きさを2倍くらいにした規模、というところでしょうか。
ガラスとコンクリート製のビルがきらびやか〜。
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-8.jpg)
駅から10分ほど、清潭洞ブランド通りの清潭小学校側の裏道を歩いたところにThe Rougeの看板を発見。
こちらのビルの3Fにあります。
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-3.jpg)
中に入っていいところなんです……よ……ね!?
ここまではるばるやって来たのに退散してしまったら、生徒さんにご報告できません!
己を奮い立たせて前進あるのみです。
スタジオの中の様子
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-7.jpg)
エレベーター下りてすぐに飛び込んできたのが、黄色!
春の野原をほうふつとさせる鉢植えや切り花で、踊り場がディスプレイされていました。
BGMは「春の小川はさ〜ら〜さ〜ら〜ゆ〜くよ〜」ですね。
で、スタジオはどうかといいますと……
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-6.jpg)
閉まってる。
気を取り直し、ガラスドア越しに店内を見学することにしました。
入口正面には木製カウンター、その上には薄紫色のスターチスの投げ入れが。
とってもいい雰囲気ではないですか!
帰りのエレベーターに乗り込もうとしたときに、出勤してきまたスタッフの方に遭遇しました。
事情を説明すると、中を見せてもらえることに。
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-1.jpg)
大きな窓から入る光が白い壁に反射して、スタジオ全体が明るい!
照明の色に影響されずに、花本来の色が分かるようになっているのがいいですね。
奥にはレッスンルームが2部屋ありました。
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-2.jpg)
1部屋目は外の通りに面した部屋。
長さ160センチくらいの作業テーブルが2台ならんでいました。
高さはダイニングテーブルよりも高めです。
立ちながらアレンジメントを作れるようになっているのですね。
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-10.jpg)
2部屋目は隣のビルに接する部屋。
庭木の影がまたオシャレな!
照明や什器はヨーロピアンカントリーと、ミニマル調のMIX。
クラシックと現代のテイストを取り入れている点が、花のデザインと共通しています。
スタッフの方によると、ここではレッスンも開いているそうです。
日本からの生徒さんも来ているんですって。
一日のスタジオ仕事の流れやレッスンについて質問すべきだったのに、このときは「かわいい」「素敵ですね」という感想しか言えずに後悔です。
この反省をつぎの研修旅行に活かそう。
言葉はわからなくても、花が伝えてくれる
![](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-9.jpg)
見学中にスタッフさんからのサプライズで、一輪のバラをもらいました。
バラがきれいなことはもちろん、スタジオの開店準備で忙しいにもかかわらず、突然やってきた謎の外国人をもてなしてくれるスタッフさんに感動!
心配り、思いやり、やさしさ、歓迎など、ありとあらゆる良いエネルギーが花から体内へと伝わり、細胞が活性化されて体温が上がった感じです。
住んでいる国も、喋る言葉もぜんぜん違う、ほんの1時間前まで何も接点がなかった人と、一輪のバラを介して心が通じ合うなんて、よくよく考えたら奇跡ですよね。
こんな風に、世界中で花を贈りあったら、戦争だってなくなるかもしれません。
スタジオは予約が要る
というわけで、「花のスタジオ」を訪れた模様をお届けしました。
やはり、レッスンの受講もブーケやアレンジメントの購入にも予約は必須でした。
次は予約します!
狎鴎亭周辺には、The Rougeと同じような形態の花のスタジオが点在しています。
どこも店主のセンスが表現されており、外から眺めるだけでも花のある空間づくりの参考になります。
洋服屋さんやカフェにもディスプレイに花が使われていたりするので、歩いているだけでも楽しいですよ〜。
![韓国・ソウルの花のスタジオ『The Rouge ザ・ルージュ』を見学しました](https://kolme-tokyo.com/wp-content/uploads/in-seoul-rouge-4.jpg)
清潭洞ブランド通りのヴァンクリーフ&アーペルにて、球根の寄せ植えに吸い寄せられるKazuko。
【The Rouge】
ザ・ルージュ
住所
ソウル特別市江南(カンナム)区島山大路(トサンデロ)81キル23 3F
メトロ水仁・盆唐(スイン・プンダン)線狎鴎亭(アックジョン)ロデオ駅
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