ソウル滞在中、地下鉄の乗換駅でなんども花屋さんを見かけました。
花の組み合わせもラッピングも可愛らしくて、思わず欲しくなるものばかり。
そこで、今回は地下鉄の花屋さんについて、ブーケの写真多めにお届けします。
駅の花屋さんのブーケたち
地下鉄の改札外の通路で花屋さんをよく見かけました。
パン屋さんやおでんとキンパなどの軽食スタンドが出ているところもあり、ごま油や甘いバターの香りがします。
カウンターの手前には1万5千ウォンのミニブーケが陳列されていました。
ラッピングペーパから花がはみ出るように包み、ボリュームを演出しています。
品揃えは出来あいのブーケが中心で、切り花を1本ずつ売っているという印象はほとんどありません。
ですので、店員さんは花を束ねながら接客していました。
プリザーブドフラワーやドライフラワーは1〜2割程度置いてあるかな〜?
こちらは開店前の花屋さん。
ラッピングペーパーが紙ではなく、ツイードの布地でした!
黒いふちどりの入ったバラとリンクしていますね。
リボンの色、幅、素材がいろいろ。
紙、不織布、防水フィルム、セロファン、布など、花の色に合わせてラッピングをするためにも、種類はやっぱり必要なんですね。
コンパクトかつ機能的に収納するコツを知りたいです。
駅の花屋さんでブーケを買ってみた
狎鴎亭駅の花屋さんでブーケを買ってみました。
この淡いピンクから白にかけてのグラデーションが韓国っぽい!
花材はラナンキュラス3輪と、マトリカリア、白い小花、グリーンです。
本数は10本でした。
保水はありませんでした。
気温が20℃以下だったからかなあ?
夏場はどうなのか気になります。
ブーケの後ろ姿。
背面は完全にラッピングペーパーに包まれ、花の姿が見えなくなっています。
ブーケとファッションとSNSはつながっている?
カップル、友人同士かかわらず、主に若い女性がブーケを街なかで持って歩く姿をひんぱんに見かました。
その様子がハンドバッグや日傘といった、ファションアクセサリー感覚でとても自然だったんですね。
背景には、駅で手頃な(しかもかわいい)ブーケを購入できるという環境があるのかと。
きっと、お出かけ先でブーケと一緒に写真を撮ってSNSでシェアしたり、親しい人に送ったりするのでしょう。
確かにブーケがあると、ちょっとしたお出かけが特別なイベントにアップグレードする感じや、思わず写真に取りたくなる気持ちが、自分にもあります。
ということは、
ブーケはファッションアクセサリーであり、撮影小物にもなりうるということではないですか!?
そんな新しい活用方法を日本の花屋さんが提案したら、若い人や男性など、花に距離感を持っている人が「ちょっとアリかも…」と、ブーケを手に取るかもしれません。
こ、これは、新たな研究テーマ発見か!?