「楽しい花時間♪」をモットーに、テクニックと感性をバランスよく使った作品づくりをするレギュラーレッスン。
生徒さんのご要望も加味しながら毎月テーマを設定し、より深いレベルで花を学んでいただきます。
4月は、多く寄せられた「自分で作ったブーケをプレゼントしたい。」というお声からギフトブーケを、それ以外にももう一作品、合計2つのブーケをお作りいただきました。
では、今月のレッスンレポートをお届けいたします。
駅ビルに入っているお花屋さんの店員になりきる
プレゼントするブーケを作るのに大切なこと、それは、もらった人が負担にならないように気を配ることです。
普段レッスンで作るブーケは直径40cm、高さ50cmぐらいになります。ステムの直径も10cmはくだらないでしょうか。
毎月のレッスンでそのサイズに慣れると、いつも大きいブーケを作りたくなります。
でも、花の扱いに慣れていない方に、そのような大きなブーケをプレゼントしても、それを入れる花器がない可能性はかなり高いし、日々のお手入れも大変に感じてしまうかもしれません。
そこで、駅ビルのお花屋さんに並んでいるような、どなたにでも喜んでいただけるサイズのブーケをご提案しました。
皆さんは店員さんになりきるのですから、いつもの「私の作品♪」という概念ではなく、あくまでもお客様(プレゼントされる方)のことを思いながら、花材のチョイスから束ね方までお伝えしました。
お花屋さんってスゴイ!
束ねる際は、目の前に急いでいるお客様がいる設定で、あまり時間をかけずに束ねる練習もしました。
花材の本数やサイズと制限のあるものを作るのは、かなり難易度が上がります。難しい!と口々にしながらの制作となりました。
ここまで実際にやってみて、お花屋さんの仕事の速さとお客様のニーズを瞬時に汲み取る力に、一同尊敬の念を抱かずにはいられませんでした!
お花屋さんってスゴイ!!!
2作品目は自分のためのブーケ
2作品目は、いつも通りお好きなように束ねていただきました。
とはいえ、サイズは通常のレッスンで作るものより2回りぐらい小さく。がお題です。
ブーケのサイズを調整するには、準備段階でそれぞれの花材の長さをある程度決めておく必要があります。
そのためにも、やはり仕上がりイメージを持つことは大事ですね。
今月は2作品作ったのですが、手際の良さに驚きました!
2月と3月の特訓の成果が顕著で、それに加え、花の扱いにも慣れてきてらっしゃるので、お花屋さんレベルには達しないかもしれないけれど、かなりのスピードで束ねることができています。
生徒さんの上達ぶりには、感動の連続です!
ブーケ作りは初めてという方がほとんどでしたが、今はかなりのレベルに達している自慢の生徒さんたちです。
Akiko先生のお菓子
今回はラッピングまでがレッスンなので、ブーケを休ませている間にAkiko先生のお菓子で一休みしました。
今月はイギリス菓子のショートブレッドとオートミールのクッキーをご用意いただきました。
ショートブレッドは粉の味が際立ち、ほんのり塩味に感じられ、ワインのおつまみにもぴったり!という生徒さんの感想も聞かれました。
クッキーはチョコレート味で、ヘーゼルナッツが入っているところがイギリスすぎないクッキー感を出されたとのこと。
しかも、ナッツアレルギーの方がいらっしゃると困るのでヘーゼルが使われているところも心配りが嬉しいです♪
サクサクというより、ザクザク食感で美味しかったです!
意外と難しいラッピング
いつもよりティータイムは手短に切り上げて、最後のラッピングに移ります。
ギフトはプレゼントした瞬間の「うわ〜❤️」が何と言っても大事なので、ラッピングには力を入れたいところ。
お花屋さんのラッピングは過剰包装じゃない?!と思うことも無きにしも非ず、でもプレゼントって非日常や驚きがあってこそですよね。
なので、そこはやはり受け取る方の笑顔を思い浮かべながら、商品として美しく映えるようにラッピングしていきます。
今回は、薄紙とラッピングペーパーを使って包装しました。
お花屋さんではパパパっといとも簡単に店員さんがやってらっしゃるのですが、いざやってみると上手くできあせん。
何度もやり直すとラッピングペーパーがしわくちゃになっちゃう。
あ、目の前にはこの商品を待っているお客様がいたんだ!なんて思うとさらに焦る・・・
いや〜、本当にお花屋さんってスゴイです!
最後の最後までお花屋さんの職人技を再認識した、4月のレッスンでした。
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