2021年5月26日に開催された「生花リース作り」ワークショップのレポートをお届けします。
本イベントはKOLMEディプロマコースレッスンの授業の一環として、企画から運営まで受講生が一人で手がけるというもの。
今回の主催者・しょうこさんは2020年7月に当コースを受講開始しました。
レッスンスタート時は花材選びに戸惑うことも多かったのですが、今ではお一人で市場へ仕入れに行けるようになりましたよ。
彼女の得意技は、花材そのものの姿を生かしたオーガニックな花合わせです。
摘みたてのお花で遊ぶように、リースをご参加者さんに作っていただきました。
ドキドキの準備から始まったワークショップを写真とともに振り返ります。
ワークショップ開始1時間前
両手いっぱいの花材と道具を携えて登場のしょうこさん。
さっそく水揚げ作業にとりかかります。
Kazukoもお手伝い。
ハサミやクロスなどの道具は箱にひとまとめに。
出番を待つ花材たち。
リースの土台となる吸水スポンジは水を含ませた後に角を切り取って、花や葉を挿しやすくします。
水揚げが済んだ花材を花瓶に分けたら準備はほぼ完了です。
実ものの枝がしょうこさんらしいセレクション!
10:30 ワークショップスタート
ご参加者さんは、しょうこさんのSNSにアップされるお花のセンスが素敵でワークショップ開催の際はぜひ参加したいと、募集開始すぐにお申し込みくだいました。
お花が好きで、アレンジメント、投げ入れ、リースを作ったご経験があるそうです。
スポンジに挿すタイプのリースは初体験とのことでした。
「スポンジから花が生えているように」
「花同士がお話をするように」
「どの角度から見てもバランスがよくなるように」
説明は最小限にとどめ、ご参加者さんの感性に任せます。
しょうこさんも隣で制作。
リースの内側からスポンジが見えないように、内径側も花材で埋めます。
葉っぱをかき分けて、スポンジのすき間を手探り。
リース完成
優しい色合いとグリーンの広がりがナチュラル!
さりげなくあしらわれた実が、森のような奥行きを出していますね。
ハーブティーとお菓子でクールダウン。
ワークショップの間、隣の部屋で様子を伺っていたのですが、しょうこさんとご参加者さんのやり取りがあまりに静かで、軽く不安になるほどでした。
しかし、この静けさが独特の浮遊感を漂わせていて、不思議なリラックス効果を生んでいました。
ワークショップというよりは、セラピーを受けているような感覚でしょうか。
レッスンにせよイベントごとにせよ、盛り上がり方には、
・にぎやかで会話が盛り上がる「動的な盛り上がり」
・じんわりと余韻がこみ上げてくる「静的な盛り上がり」
がありますよね。
主催者は見た目にわかりやすい前者を目指しがちですが、参加者は100%前者を求めているわけではありません。
後者を求める人も前者と同じ割合で存在します。
しょうこさんのワークショップの魅力はまさに後者なんですよね。
これだけ素晴らしい場を作れるのですから、自信をもってshokoさんの魅力を表現していきましょう!
ご参加の皆さま、しょうこさん、ありがとうございました。
しょうこさんのお花ワールドはインスタグラムで!
ディプロマコース受講にいたった経緯や実際に受講した感想をしょうこさんに綴っていただきました
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