2020年11月7日に開催された「パリの花束を詰め込んだボックスフラワー」オンラインワークショップのレポートをお届けします。
本イベントは、KOLMEディプロマコースレッスンを今年の10月に卒業したQちゃんの卒業制作でした。
心躍るパリの花束が箱いっぱいに広がるボックスフラワー作りの模様を写真とともに振り返りますよ〜。
「パリの花束を詰め込んだボックスフラワー」
講師を務めるQちゃんは、2019年7月から2020年10月まで、KOLMEのディプロマコースレッスンでパリスタイルフラワーアレンジメントと自分スタイルの花仕事づくりについて学びました。
卒業前から、千葉県幕張市にて「Bonheurf(ボヌール)」という屋号でで花活動を始めました。
本ワークショップでは、ふんわりとナチュラルなパリの花束をイメージしたボックスフラワーを作ります。
ボックスフラワーの花材選び、仕入れ、告知や募集といった、ワークショップに関わる全てをQちゃんが考えて動きました。
ワークショップは花材とおおまかな手順の説明からスタートしました。
ボックスフラワーとは、短く切った花材を箱の中にセットされた吸水スポンジに挿して作るフラワーアレンジメントです。
スポンジに挿すときの深さは2〜3cmがちょうどいいのだそう。
画面越しの生徒さんと同時にQちゃんも作りを始めます。
作業に集中する沈黙タイムとおしゃべりタイムが交互にやってきます。
花材の配置など細かいニュアンスなどの細かいやりとりも、画面越しの映像と音声で伝えなければならないのがオンラインの難しいところ。
Qちゃんのアドバイスは的確で、とてもわかりやすい!
ほぼ全ての花材を挿し終えたら、仕上げのひと手間を加えます。
小さな葉が先端についた枝を散らすのが、可愛く見えるポイントだそうです。
ちょっとしたコツを教えてくれるのが嬉しいですね。
生徒さんの作品も完成です。
生徒さんの素敵なボックスフラワーが出来上がる瞬間が、講師を務める醍醐味ですね!
生徒さんもご自身の場所でお茶を淹れたら、画面の前に再び集合してお茶の時間です。
花材と一緒に送った焼き菓子は、Qちゃんがいろいろなお店を試食した中で選ばれたものです。
お菓子選びのエピソードも、おいしさを更にアップさせますね。
届いたばかりの花材のダンボールを開けたら、いい香りがして気分が上がった!
バラのピンク色がとても可愛い!
ティータイムには、そんなフィードバックを生徒さんからいただきました。
まとめ
ワークショップ直前まで不安と緊張でいっぱいだったQちゃん。
本番が始まると、堂々とした講師ぶりでした。
1年前はブーケを束ねるのも、アレンジメントを作るのも、ほぼ初心者だったQちゃん。
それが、今ではこうして人に教えられるまでになりました。
長年花に親しんでいる人でも、対価をいただいて花を教える責任感やプレッシャーは相当なものです。
しかし、Qちゃんはこの重圧にも粘り強く取り組んで、乗り越えることができました。
ワークショップが終わったばかりでまだ実感はないかもしれませんが、すごいことをやってのけたんですよ。
目の前の人を花で笑顔にできた経験を、いつまでも忘れずにいてくださいね。
ご参加の皆さま、Qちゃん、ありがとうございました。
Qさんのウェブサイト Bonheurf(ボヌール)もぜひご覧くださいね。
>>>Bonheurf