清澄白河にある東京都現代美術館で展示中の「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」に行ってきましたよ。
謎のオブジェやインスタレーションなど、伝統的な絵画とは異なる形態の作品が多い現代美術。
つかみどころがない、よくわからないからこそ、先入観を持たず、作者の思いと向き合えるのが面白いところなんですよね。
予備知識ゼロで挑んだ今回も、後から気づきがこみ上げてくる素晴らしい展示でした。
再生可能エネルギーと気候変動がテーマになっている本展。
タイトルの<ときに川は橋となる>とは、不明瞭なこと・目に見えないものが目に見えるようになる、ものの味方が根本的に転換されることを意味しています。
過去を起点に構築した未来=いま現在。
今の地球環境のままでだと、大変なことになってしまう!
そうならないためにも、
「過去ずっとこのやり方だったから、この流れでこうすればOK」という、かつての進歩の歴史を考え直して、“未来のあるべき姿”をもとに現在を形づくる必要があるということなんですね。
山口周さんの本「ニュータイプの時代」の中にあった、「予測と構想」「未来がどうなるのか?」「未来をどうしたいか?」の箇所と重なりました。
この展示での発見
令和の現在は、“過去の後ろ髪”ではなくて“未来のつんのめり”である。
この展示は9月27日(日)まで開催しています。
詳細はこちらからどうぞ
>>>オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
東京都現代美術館から歩いて3分のところに、南インドカレーが美味しい“ナンディニ”があります。
ランチはここのミールスに決まり!!