5年前に台北・行天宮の占い横丁で婚活について占ってもらったときのこと。
おじさん占い師に、「部屋をロマンチックにしたらイイ」とのアドバイスをうけたのですが、ロマンチックな部屋がわからないまま婚活が終了してしまいました。
そんなこともあり、「ロマンチック=モテる」という方程式を信じています。
パリに「ロマンチック美術館」という邸宅美術館があるとのことで、行ってきました。
今回もFlower’s & Co.ことり先生とお届けしま〜す。
パリ9区・ロマンティック美術館で美術鑑賞&お茶してきました
ロマンティック美術館があるのは9区、住宅やオフィスが並ぶ静かな通りです。
写真中央の背の高い木が生えている細路地の奥をずんずん進みましょう。
ロマンティック美術館とは?
ガイドブックではロマン主義博物館とも呼ばれている、ロマンチック美術館。
ここは19世紀の画家、アリィ・シェフェールの邸宅でした。
後年パリ市に寄贈され、美術館になりました。
19世紀といえば、ロマン主義の全盛期。
ロマン主義をものすごくざっくりいいますと、「個人の感性を自由に表現しようぜ!」という精神主義みたいなものです。
ロマン主義が始まった18世紀末から19世紀は、フランス革命とナポレオン戦争が起こった時代。
戦争や圧政で抑えられていた人々は個人の自由を求め、体制や権威といったもに対する価値観が生まれたよ、
っていうことなんですね。
話をロマンティック美術館に戻しまして、当時この邸宅はご近所に住む作曲家のショパンやリスト、文豪のヴィクトル・ユゴーなどが集まるサロンだったのだそう。
そのご縁で、彼らにまつわる品々が展示されています。
こちらはショパンの手をかたどった石膏像。ありがたや〜。
「ロマンチックな部屋」の正解はこちらです
こちらが占い師のおじさんが言っていた「ロマンチックな部屋」です。
おおおう、、、これを自宅に再現するのは困難ですわ。。。
ですが、小さなフレームの飾り方、キャンドルの使い方は真似できるかも!?
ニュートラルな壁色と木の家具の組み合わせの部屋には親近感がわきますね。
アンティークジュエリーの数々。
ロマンチック女子の間では、真ん中分けヘアーが流行。
ローズベーカリー ロマンチック美術館店
中庭に併設されたサロン・ド・テはローズベーカリーです。
北風にさらされる中庭のバラを眺めながら、温かい室内でお茶とお菓子をいただきました。
11時前にこんなん食べたら、お昼ごはんに響くとわかっていても、食べてしまう旅の胃袋。
タルト、スコーン、パウンドケーキなど、焼き菓子が充実しています。
スープなどしょっぱい系メニューは正午からです。
ロマンチックを目指すことがロマンチックなのかも
う〜ん、これがロマンチックだったんですね〜。
先は長いです。
とはいえ、ロマンチックな部屋を引き寄せようとする意思がロマンチックなのかも。
パリの空気や美意識をフラワーアレンジメントで表現しようと試行錯誤することがパリスタイルフラワーのようなもんですね。
以上、9区のロマンチック美術館をお届けしました。
パリ研修レポート、次回はルイヴィトン財団美術館をお届けしまーす。
ロマンティック美術館 基本情報
【MUSÉES DE LA VIE ROMANTIQUE】
住所
16 rue Chaptal 75009
営業時間
火水木金土日・10:00~18:00
月・祝休み
ウェブサイト
http://www.vie-romantique.paris.fr/
常設は無料(企画展などは有料)
前回のレポートはこちらからどうぞ
愛知県碧南市にある、ことり先生のお花のアトリエ「Flower’s & Co.」もチェック!
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