6月から準備をスタートさせた
リニューアルオープニングレセプションを、
無事終えることができました。
これもひとえにご協力いただいた皆さまや、
足を運んでくださった皆さまのおかげです。
心より御礼申し上げます。
レセプションはお祭りです。
こちらがどれだけしっかり準備しても、
いらしてくださるお客様なしでは成り立ちません。
お花の仲間達とも話していたのですが、
会場装花は誰にでもできる。
人を集めるのが一番大変なのです。
その点、KOLMEは会場装花はほぼ初めて。
人を集めるのことも得意とはいえないという……。
そんな私たちがこのレセプションを
大成功で終えることができたのは、
ご協力いただいた皆さまのお力以外の何ものでもありません。
自分ができないことでも、やりたい!という
強い想いさえあれば何とか形になるのですね。
こちらのリニューアル日記裏話では
「KOLME パリの森サロン」を一緒に作り上げてくださった
皆さまとの模様を振り返ってお伝えしていきます。
当日のレセプションのレポートはこちら
今回大変お世話になったパリスタイルのお花仲間さんたち。
このイベントをやると決めたら真っ先に
愛知県碧南市の「Flower’s & Co.」で
ご活躍のことり先生(写真右端)に協力をお願いしました。
KOLMEになくてはならない存在のことり先生。
お花のキャリアが長く、豊富な知識は動く花百科事典!
お人柄も仏様のようで、いつも
KOLME姉妹を支えてくださっています。
広島の市子先生(右から二人目)と大阪のMiki(左端)先生は、
お名前とお顔はFacebookで存じ上げていたものの、
初対面でした。
お二人ともアイロニーとyumi saito parisの
ディプロマをお持ちで共通の友達が多く、
パリでレッスンにも通われていることもあり、
お花の感覚はもちろんのこと、
向いている方向も私Kazukoと同じなのです。
それに加え、チーム・アイロニーパリの一員として
パリ郊外や南仏の高級リゾート地
サント・ロ・ペのシャトーなどでの
パーティー装花の経験も多いので、
ただのパリスタイルフラワーの先生方ではありません!
ことり先生がお二人にコンタクトを取ってくださり、
装花メンバーに加わっていただきました。
Kazukoと共にお花を学んだ
よしこ先生(左から二人目)はお花だけでなく、
前日のお料理と当日のテーブルコーディネイトをお願いしました。
8月29日 レセプション3日前
ことり先生は一足お先に東京へ。
到着早々市場で仕入れ~装花準備開始です。
アトリエには広島の市子先生宅から
大量のヤマゴボウ・ユーカリポポラスが届きました。
(選定~水揚げ~保水まで完璧の仕事ぶり!)
初めての装花を本当に作り上げられるのか
一人悶々としていたのがウソのように、
仕事が一気に進みました!
8月30日 レセプション2日前
装花・制作するアレンジメントやブーケデザインと、花材の最終確認。
一人で大体のデザインは描いていたものの、やや不安は残ります。
それが、ことり先生と話すことによって
イメージが固まり、
どんどん具体的に組み立てることができました。
そこへ広島から市子先生到着!
羽田空港から直接、追加花材のアイビーを
大量にお持ちくださいました!
ひと束10本に仕分けられれ、
丁寧に保水して新聞紙にくるまれたアイビーちゃんたち。
KOLMEに無事着いて嬉しそうでした♪
ことり先生と市子先生は、通称KOLME別邸
(トリアノンという名のKazuko自宅)にお泊り。
翌日は仕入れで3時起きのため9時消灯・
就寝という規則(小学生か?!笑)を破って、
こっそりおしゃべりしていた模様。
(娘からのタレコミ)
8月31日 レセプション前日
全ての花材の仕入れと装花制作。
4時から大田市場で仕入れ。
ここで更なる強力助っ人・大阪のMiki先生と合流。
(Miki先生は30日は9時就寝に間に合わないとのことで、
市場近くのホテルにお泊り~4時に市場集合という
ハードなスケジュールでした!)
いつもの何倍もの量があるので、
手際よくお目当てのものを仕入れていきます。
ここからチームワークが発揮され
「おっ!これはスゴイことになってるぞ!」と
一人興奮していました。
欲しい花材の予約はしていないので、市場では出たとこ勝負!
この時期あまり量が出ないバラ、
イブピアジェ120本をなんとかゲットしたいので
(でも予約はしないって・・・それもKOLMEスタイル・笑)
まずはそれを皆で手分けして確保しつつ、
他の花材も次々とキープ!
欲しいものがなくても、その場で代替品を見つけ、
それをどう他の花材と組み合わせていくか。
そこまで瞬時に(瞬時にです!!!)考えます。
いつもは一人で「どうしよっかなー。」
なんて悩んでも、お仲間さんが一緒なら心強い!
迷ってた時も、同じ感覚で的確なアドバイスをもらえ一発解決!
スゴ過ぎるパリスタイルお花仲間さん!
無事に花材の調達は完了。
花が傷まないように、効率よく車に積み込む作業も
皆さまパパパっとお手の物!
いつもより遅い時間に戻ってきたので、
お腹が空いちゃって「まずはご飯食べましょうよ!」という
私の提案はやんわりと(ここでも優しさを感じます。)
却下されました。
一瞬で大量の花材の水揚げを終わらせ、晴れて朝ご飯タイム。
水揚げ中の花材を眺めながらのアトリエ朝ごはんは、
市場の売店で買ったおむすびの味が格別でした!
一旦トリアノン(注・Kazuko自宅)に戻った後は、
KOLMEで作業に取りかかります。
まずは壁面装花からスタート。
デザインに沿って、各々がアイデアを出しながら
現場でどんどん制作されていく過程を、私は見ていただけでした。
だって、お二人はデコレーションのプロなんですもの!
ことり先生は長年のキャリアで全てをお任せできる
ジェネラルマネージャー。
研修に来てくれた生徒さんに、
わかりやすく伝えてくださっていました。
そうこうしているうちに、
r-copeauxのよしこ先生が登場!
よしこ先生はお花はもちろんのこと、
お料理~テーブルコーディネイトが素晴らしく、
何かご一緒する時はいつも美味しく
美しい時間を用意してくださいます。
今回は頑張る私たちのために、
ランチのケータリング&装花のお手伝いをお願いしました。
よしこ先生のやることはいつもハンパじゃなく、
バーベキューテーブルからお鍋、お皿にドリンクまで、
全てお持ちくださり、皆の心と胃袋を
ハッピーにしてくれました♡
別腹デザートまでたらふくいただいた後は、
また作業に戻ります。
午後はお客様へのお土産ブーケからスタート。
レッスンで作るサイズよりも小さく、
花材同士のバランスを取るのが難しいのです。
大きなサイズのブーケが主流のパリスタイルでは、
小さなブーケを作る機会は珍しいので、
先生方は「難しいわね~!」なんて楽しそうに
作ってらっしゃいました。
「慣れてないので小さいブーケが作りたい。」
とおっしゃる方が多いのですが、それは逆です。
花材の本数が少ないと、色・質感・形・空間の
バランスを取りにくくなり、難易度が高くなります。
逆を言えば、多くの花材を使うパリスタイルのブーケは、
初心者の方でも簡単に美しいブーケを作れちゃうのですね。
さらに言えば、良い花材(例えば高価なもの)を使えば、
美しいブーケにならないはずがない!
何でも一緒。素材良ければ全て良し。
さて、ブーケの後は大きなデコやフラワーシャンデリアを作ったり、
その間に、フォトグラファーのChika先生が
差し入れを手に、いらしてくださいました!
美しいChikaさんに皆のテンションが上がり、
作業もサクサク進みます。
フラワーシャンデリアは、
ことり先生と数か月前から準備を進めていました。
心配することり先生の言うことを聞かず、
仕様は私のアイデアを押し切ってしまいました。
(やらないと気が済まない性分なもんで。苦笑)
市子先生もMiki先生も嫌な顔一つせず「これでいこう!」と、
残念なベースから美しい作品に仕上げてくださいました。
ここでもプロ魂炸裂!
フラワーシャンデリアがほぼ仕上がったところで、
この日の作業は終了。
今夜もトリアノン(注・Kazuko自宅)にMiki先生も加わり、
大宴会をしたいところですが
明日に備えて夜更かしはNGです。笑
その②につづく・・・
装花チームメンバーの方々のサイト&インスタグラムはこちらからどうぞ♡
→Flower’s & Co. ことり先生 website / instagram
→アトリエローズママ 市子先生 website / instagram
→Trois fleches Miki先生 instagram
→r-copeaux よしこ先生 website / instagram
当日のレセプションのレポートはこちら
こんな工事現場からここまでになりました
新しいアトリエになってレッスンもリニューアル!