コルメという場所について、いま考えていること

最近、コルメについてのお問い合わせをいただく中で、
「教室」という言葉を続けて目にすることがありました。

もちろん、とても自然な表現だし、
長くフラワーレッスンを続けてきた私たちが
そう見えるのも無理はありません。

でも、その言葉が並ぶ画面を見ていたとき、
コルメは今、“教室”という言葉の先にいるんだな、と
自分の感覚がクリアになりました。

コルメは「学ぶ場所」から、少しずつ変わってきた

2014年にレッスンを始めた頃は、
パリスタイルの花を伝えることに注力して
技術を学ぶ“スクール”という意識はいつも私の中にもありました。

でも、続けていくうちに、
花と向き合う時間って、
技術以上のものを引き出してくれることに気づきました。

生徒さんたちはそれぞれのペースで、
小さな「気づき」を持ち帰っていく。

・くねっと曲がった枝がこんなに好きだったんだ
・今日は何も考えずに花と向き合えてよかった
・ちょっとしたことがスッと腑に落ちた
・自分の“好き”って案外こういう方向なんだ

そんな、小さくて優しい気づき。
私は、そういう時間がたまらなく好きなんです。

いま私が意識しているのは、“場づくり”

コルメでは、こんな空間であってほしいなぁ。

  • 気を遣わなくていい
  • 自分の素にもどれる
  • 自然体でいられる
  • その日の自分のままで花に向き合える
  • ちょっぴりクリエイティビティが刺激される
  • ただ「楽しい!」と感じられる
  • ふっと心がほどける

そんな時間になってほしい。
レッスンだから何かを“しなきゃ”ではなく、
ここが 自分の大切なアトリエ のように思える場所。

私も、みなさまと一緒に
クリエイティブな時間を過ごすのが楽しくてしょうがないんです。

アートって、自分を派手に表現することじゃない

「アート=自分を表現する」と言っても、
多分まだ “えっ?” と思う方が多いと思います。

それでいいんです。
ここで言う“表現”は、
「私はこうです!」ということではなくて、

花の選び方、
色の組み合わせ、
茎の角度、
その日の気分で手が動く方向。

そういう、言葉にならない小さな選択の積み重ね。
それだけで十分“アート”だと思っています。

コルメのこれから

コルメは「教える場所」ではなく、
自分が心地よくいられる場所、
小さな気づきが生まれる場所
へと
少しずつ進んでいます。

花と向き合う時間のなかで、
自分がふっと整っていったり、
選ぶものが変わったり、
日々の景色が優しく変わったりする。

それが結果的に、
人生そのものをデザインしていくことにつながると確信しています。

ここに来る方が
「気づけばなんとなく自分が変わっていた」
そう感じられるようなあたたかい場所を、
これからも育てていきたいと思っています。

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。