noteにも書いたのですが、私は昔から少し未来を見すぎるところがあります。
でも最近、それはKOLMEを続けてこられた理由でもあるなと思うようになりました。
未来志向は、子どもの頃のお稽古から育まれた
未来志向は、お稽古を通して育まれたのかもしれません。
特に長唄三味線では、定期的に発表の場があり
そこで披露することがちょっとした目標になっていました。
「次はこの曲を」「来年のお浚い会はあれを」
常に先にゴールがあって、それに向かって行動することが自然だったんです。
この「目標に向かう習性」は、大人になっても変わりませんでした。
KOLMEを開業した当初は、正直、勢いだけでスタート。
でも花のレッスンを本格的に始めてから、
「1年後、3年後にどんな場所にしたいか」というビジョンを持って動くようになりました。
花の世界では、季節や流行の移ろいも早い。
だからこそ、少し先を見ながら準備しておくことが大切だと感じています。
妄想する時間が、創造の原点
私は妄想するのが昔から大好きです。
ぼーっと空を眺めながら「こんなことできたら素敵だな」「あんな場所をつくりたいな」と考えている時間が、いちばんのリラックスタイム。
その中から「これはできそう」と思えたことは、すぐに現実に落とし込みます。
妄想から逆算して行動する。それが、私の未来の描き方です。
流れを読む力と、KOLMEのこれから
今はただ計画的に動くだけではなく、
「流れを読むこと」も大切にしています。
昔は意識していなかったけれど、今はなんとなく“今は動くとき”“今は温めるとき”が分かるようになってきました。
ときどき、Michikoの西洋占星術を参考にすることもあります。
不思議とタイミングが合うことが多くて、
花の世界も宇宙の流れも、どこかでつながっているような気がします。
花とアートで心を整え、人生をデザインする
これからのKOLMEは、スピードを競う時代の流れに乗るのではなく、
自分たちのペースで、心地よく成長していくことを大切にしたいと思っています。
そのためには、まずは自分ファーストを心がける。
私たちの心身を整えて、アトリエの空気も整えてから、生徒さんをお迎えしたい。
そして、KOLMEにいらっしゃる方と共に、
「花やアートを通して、自分の内なる声を聞く力を育てる」場所でありたい。
単なるフラワースクールではなく、心を整えて人生をデザインする。
そんな“心のデザインスクール”を目指しています。
未来を見すぎるクセも、悪くないかもしれません。
だって、少し先を見ているからこそ、今を丁寧に整えられる。
これからも、花とアートを通して人生をデザインしていきたいと思います。


