海外の人と長い時間おしゃべりすると、会話がなんだか深いな。と、いつも思います。。
特別な知識を並べているわけじゃなくて、普段の体験や学びがそのまま自然ににじみ出ている感じ。
それが安心感や心地よさにつながっているんだと思います。
で、振り返ってみると、これって日常やコルメのレッスンでも同じことがあるんですよね。
花と向き合うと、その人の考え方や感覚がふっと表れる。
教養って年齢や肩書きじゃなくて、毎日のちょっとした積み重ねから生まれるんだな。って実感します。
コルメのレッスンはリベラルアーツそのもの
コルメのレッスンでは、毎回テーマを決めて花を制作します。
大切なのは「そのテーマをどう花と結びつけるか」。私は一例を示すだけで、あとは生徒さんそれぞれの自由です。

思うままに手を動かしてもいいし、とことん掘り下げてもいいし、今日はあまり考えないっていうのももちろんOK。
どんな取り組み方も花を通じた表現になっていて、それぞれの個性がちゃんと出るんです。
これってまさにリベラルアーツ。自由に学んで、自分なりの答えを見つける営みそのものなんですよね。
教養はシンプルな積み重ね
「教養」って言葉だけ聞くと、ちょっと身構えてしまうかもしれません。
でも本当はすごくシンプル。
「ちょっと気になることをのぞいてみる」
「なんとなくやってみる」
そんな小さな積み重ねが、気づいたら感性を育ててくれるんです。
花を通じて広がる世界
花を学ぶことって、趣味や技術の習得にとどまりません。
色や形を観察したり、テーマに沿って表現したりすることが、そのまま日常に息づくリベラルアーツになる。
そして、そうした積み重ねが国際的な場でも自然と会話を豊かにしてくれるんです。
コルメでの花の時間が、あなた自身の教養を育てる入口になるかもしれません。