昨年の秋頃に「スリランカの葛根湯みたいなものだよ〜」と、お土産にいただいた「サマハン」。
風邪をひく前の用心に飲んでみたところ、身体がぽかぽか温まる!
これは風邪予防にちょうどいい!ということで、12月〜3月ころまで毎晩飲むようになりました。
今年もそろそろサマハン期が近づいてきたので、今回ご紹介します。
サマハンとは
スリランカ生まれ。
「アーユルヴェーダ」に基づいてブレンドされた「ティー」という、「アーユルヴェーダティー」というお茶のジャンルの一種です。
ティーと名乗っていますが、ノンカフェイン。
胃腸の働きを整える、身体を温める効果があるそうです。
ロゴの周りには薬草の写真が。
原材料はきび砂糖のほかに、以下の14種類のスパイスが配合されています。
・ブラックペッパー(デトックス効果・鎮痛・鎮静)
・ロングペッパー(血行促進・むくみ解消)
・シリテーク(冷えを改善)
・イエローベリードナイトジェイド(癒し効果・リラックス)
・ジンジャー(血行促進・冷えの改善)
・クミン(疲労回復・免疫アップ)
・ジャヴァガランガル(胃腸の症状に効果がある)
・ウィッシュヌクランティ(身体のバランスを整える)
・バッバーダガム(元気をサポートする)
・コリアンダー(消化促進・抗菌・鎮静)
・アジョワン(消化器と呼吸器の症状改善)
・ファルスカルンバ(抗酸化・抗菌・血行促進)
・リコリス(アレルギー緩和・免疫アップ・粘膜保護・デトックス)
・アダトダ(ビタミンやカロチンを含み・リラックス効果)
具体的なものからふわっとしたものまで身体に嬉しい効果のオンパレード。
サマハンの淹れ方
サマハンをお湯に溶くだけだとスパイスの香りが強すぎるので、メープルシロップを加えてマイルドにします。
はちみつでもいいんじゃない?と思われますよね。
実はアーユルヴェーダの教えでは、はちみつは加熱すると性質が変わってしまうため、お湯と混ぜるのはう〜ん…なんですって。
袋に切り込みが入っていますが、ちょっと開けにくいです。
カップにザーッと注ぎます。
ドンパッチ(昭和の駄菓子屋さんで売っていた、口の中で弾けるお菓子)に似た黄色い顆粒です。
メープルシロップをスプーン1杯加えます。
お湯をカップの7〜8分目まで注ぎます。
顆粒が溶けたら出来上がりです。
牛乳やお茶で溶いても良いそうです。
ミルクティーで溶いたらお手軽チャイですね。
飲んだ感じは
ビリっと辛味が効いています。
これは、唐辛子というよりも生姜やこしょうの辛さでしょうかね。
生姜湯とちがって、辛味の後をスパイスの香りが追いかけてきます。
喉にスパイスがじわ〜んと染み込むので、イガイガした喉にいいですね。
なにはともあれ身体がガツンと温まります。
スパイスって、こんなにパワーがあるんだ!
サマハンを飲み始めて身体が変わったか?といえば、正直何も変わっていません。
ただ、毎晩お風呂上がりにキンキンに冷えた麦茶を飲むよりも、温かいサマハンをちびちびすするほうが体温維持にはよいかなと。
サマハンが買えるところ
いつもアマゾンで10箱セットを買っています。
10箱でだいたい4000円ってとこでしょうか。
今年の3月くらい、マスクやトイレットペーパーが品薄になりましたよね。
あのころにネットのニュースで取り上げられて、10箱7000円くらいに上がっていました。
実店舗だと、阿佐ヶ谷のオーガニックスーパーの「ナチュラルハウス」で見かけました。
自然食品やオーガニック食品を扱うスーパーだと見つけやすいかもしれません。
例年以上に体調管理に気を配りたい今年の冬。
簡単・おいしい健康習慣で、元気にすごしましょう。