たびたびKOLMEのイベントやブログに登場する「あっちゃん」こと熱田乃愛さんは、フランス料理と日本の家庭料理を掛け合わせた「パリごはん」の出張料理やケータリングを手がけています。
あっちゃんとパリ研修をご一緒して、お料理を作っていただけるのも今年で3年目。今回滞在中のあっちゃんのまかないを「朝ごはん編」「夜ごはん編」の2編に分けてご紹介しますね。
>>>パリのアパルトマンで自炊朝ごはん〜あっちゃんのまかないコレクション
それでは夜ごはん編、いってみよ〜!
一日目
アパルトマンに到着したのは18時ごろ。長いフライトでぐったりなKOLME姉妹と対照的に元気ピンピンなあっちゃんは、近くのボンマルシェで食材調達に。リース状のフランスパンを初めて見ましたよ〜。
ボンマルシェのパン、チーズ、たけのこご飯、味噌汁
たけのこご飯は昆布だしが効いていて箸が止まりません。
二日目
パリ在住のあっちゃんのお友達を招いてのディナーパーティー。パリで入手困難の日本食材にみなさん大喜びされていました。
アスパラとじゃがいものソテー、豆腐のグリーンサラダ、アジの南蛮漬け、鯛のさつま揚げ、いくらの酒粕漬け
いくらの酒粕漬けは醤油漬けに比べて塩味がまろやか。じわじわ旨味がこみあげるオトナな美味しさでした。
白えびのかき揚げ、赤こごみのかき揚げ
パリで日本の春野菜のかき揚げが食べられるなんて、不思議な気分です。
たけのことグリーンピースのピラフ
バターの香りがたまらない。
食後のデザートの前にチーズタイム。ワインに合うんだろうなあ……。(私Michikoは体質的に飲めない無念。)
風味が強そうなルックスのチーズが意外と優しい味で、その逆もあったり。チーズの世界は奥が深くて容易に入れません。
ゲストのグルメなマダムが持って来てくださった「Laurent Duchêne(ローラン・デュシェーヌ)」のサントノーレ。
名前は聞いたことがありますが、詳しくはわからなかった「サントノーレ」。丸いパイの上にシューで縁取りして、縁取りの内側にクリームを絞ったケーキなんだそうです。
週末限定でお店に並ぶというこちらのサントノーレケーキの上層部と内側がパイナップル味のクリーム、外側からは見えない真ん中の奥のほうにはマンゴーピューレが。
ここまでクリームてんこ盛りなのに、口当たりが軽い!パイナップルとマンゴーの香りもトレトレトレビア〜ンです。永遠に食べていたかった……。
三日目
子牛のカツレツ、野菜のかき揚げ、アジの南蛮漬け、いくらの酒粕漬け、いんげんのきんぴら、味噌汁、ごはん
子牛のカツレツで人生初の牛カツデビューです。
な、なんじゃこりゃー、この子牛、噛みごたえはあるのに柔らかいですっ肉肉しいですっ!
四日目
五目チャーハン、アジの南蛮漬け、いんげんのきんぴら、ホワイトアスパラのスープ
外出中のあっちゃんが作っておいてくださいました。旅の疲れが溜まってくる後半は、酢の物や煮物がほっとするんですよね。あっちゃんの心遣いに泣きそうです。
あっちゃんのごはんは旅のお守り
晴れと曇りと豪雨(ときどきヒョウ)が一日の中で起こるお天気とタイトなスケジュールで、例年以上に慌ただしかった今回のパリ研修。あっちゃんのごはんにどれだけ励まされたことでしょう。
単に空腹を満たすだけの食事で済ませていたら、消化が追いつかずに急性腸炎にかかっていたかもしれません。何事もなく無事に帰国できたのも、あっちゃんの美味しいごはんが体と心を支えてくださったおかげです。
あっちゃん、今回も至れり尽くせりのまかないをどうもありがとうございました。
あっちゃんは月に一回、滋賀県大津市のカフェ・咲論(さろん)さんで、「体に優しいおフランス定食」を作られています。ぜひこちらもどうぞ♪
あっちゃんのブログ
https://ameblo.jp/k-malen/
パリ研修2019レポートは続きます
https://kolme-tokyo.com/paris-2019-aoyama-flower-market/
前回のパリ研修2019レポートは、あっちゃんのまかないレポート朝ごはん編です
https://kolme-tokyo.com/paris-2019-makanai-breakfast/
KOLMEでパリスタイルフラワーをはじめよう
https://kolme-tokyo.com/trial-lesson/